西村 由佳里さん
のうた一覧
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閉じてからカバーをなでる文章も絵も発想も手が届かない
平成二十九年九月二十二日
14
書店に並んでいる絵本には遠く及ば...
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おさな子の願い叶えてまんまるい月をぱくんと食べたいのです
平成二十九年九月二十一日
14
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ケチャップがベースのソースに包まれてポーク寝そべる読んでください
平成二十九年九月二十日
16
アマゾンで「おつきさまイチゴ」と...
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かちこちの羽を広げて駆け抜けろそして飛び立て空に向かって
平成二十九年九月十九日
7
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トビウオよごらん私は空の中同じ形の乗り物の中
平成二十九年九月十五日
12
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早く来ていや遅く来て決行は土曜日早朝四時過ぎ起床
平成二十九年九月十三日
10
生まれて初めて飛行機に乗ります。...
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本当に眠っていたのか目覚ましのボタン押しつつ首をかしげる
平成二十九年九月十二日
7
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日焼け跡ほんのり残す右腕にほほ笑みかける昼があること
平成二十九年九月七日
10
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願っても時は戻らぬ花びらははらひら枝に別れを告げて
平成二十九年九月六日
9
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なんだかななんだかねえと思いつつ買ってしまった我の絵本を
平成二十九年九月五日
8
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世の中が欠点だらけと指をさす大事な大事な我の絵本に
平成二十九年九月四日
8
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ドキドキが毎日続く今日もまた下見買い物それから電話
平成二十九年九月一日
4
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カーテンのくぼみに頬を押し当てて眼つぶればまどろみの中
平成二十九年八月三十日
9
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顔じゅうに汗をまとわりつかせつつ少年歩く部屋から部屋へ
平成二十九年八月二十八日
6
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まどろみが我の心を丸くする夏の終わりのそよ風涼し
平成二十九年八月二十二日
6
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シャリシャリとドレスの裾をひるがえし踊っているのは夏の星々
平成二十九年八月二十一日
5
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ニコニコと応対をする君だから優しい言葉をかけたくなるの
平成二十九年八月十日
6
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スタンドの光が影を包みこむ逃がさないよとささやくように
平成二十九年八月九日
5
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おなじみのクリーニング屋の女の子元気かしらと右手広げる
平成二十九年八月八日
5
とても感じの良い子だったのですが...
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シュッシュッと薬品かけて拭いてゆく我を見ている子の目は清し
平成二十九年八月七日
9
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