西村 由佳里さん
のうた一覧
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乗り物があっちこっちにひしめいて摩耗してゆくアスファルト道
平成三十年五月二十三日
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すみっこの埃を今日も拭いてゆくふふんふふんとおしり振りつつ
平成三十年五月二十二日
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嬉しさを隠しきれない我の目に映るいろんな人や物、雲
平成三十年五月二十一日
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目の前に大人の心の門があるさあ開けるんだ絵本を閉じて
平成三十年五月十八日
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いつもとは違うカバンと違う靴違うワタシに会ってみたくて
平成三十年五月十七日
4
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今日もまた見つけてしまった今までは見落としていた小さな汚れを
平成三十年五月十五日
5
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この駅に降りてみたいな今までの狭い囲いをちょっと壊して
平成三十年五月十一日
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まどろみのあとの眼はすがすがと短歌雑誌の上を歩いて
平成三十年五月二日
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薔薇だって花片の奥は暗いのさ閉じそうな目に薬をかける
平成三十年四月二十七日
4
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浮かばない短歌がなんにも浮かばないはちみつ色の声響くのに
平成三十年四月二十三日
6
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今日もまた新たな庭を散歩するこの木この花揺れるブランコ
平成三十年四月十二日
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朝の日をたっぷり浴びて立っている闘志あふれるボクは目薬
平成三十年四月二日
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病室のすみずみに咲く日の光どんどん良くなる君が嬉しい
平成三十年三月二十六日
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偶然の花がぱっぱと咲いたようここでも会ったわ君は四人目
平成三十年三月二十二日
4
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黒髪が次から次に落ちてゆき私の頭が弾み始める
平成三十年三月十三日
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優しさがあふれ出てくる物語あこがれうらやみ繰り返し読む
平成三十年二月二十八日
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起きているいいや寝ているまどろみで現のような夢を見ている
平成三十年二月二十三日
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何もかも投げ出していた午前中うっちゃりうっちゃり真面目に生きよ
平成三十年二月五日
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今朝は、二日酔いで苦しんでいまし...
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ひさびさの自転車歩道信号機店員さんの笑顔気づかい
平成三十年二月一日
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インフルエンザから復活。久しぶり...
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天からの滴に車は洗われてピカピカピカと私を誘う
平成三十年一月十七日
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