西村 由佳里さん
のうた一覧
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栗のトゲどうしようかなぐうと鳴るおなかかかえてクマさん悩む
平成三十年九月十八日
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山登りをしました。 道に栗がた...
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今日の日のひとりぼっちのリビングの夏の終わりの風のおいしさ
平成三十年八月二十二日
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大空に響く雷酷い雨そこまで強く願ってないのに
平成三十年八月十六日
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この土地が迎えつつある夜の空を見上げ続ける 明日は満月
平成三十年七月二十七日
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この日から一生懸命生きますとセミはミンミン鳴き始めおり
平成三十年七月十日
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今年初めて、セミの鳴き声を聞きま...
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けんめいに下山すれどもまた止まるごめんねママはヘタレなのです
平成三十年六月五日
6
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少しづつ明るくなってゆく空に届け少女のはちみつの声
平成三十年四月二十四日
6
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我が孫の孫のそのまた孫たちの住まいはたぶん雲のすぐそば
平成三十年四月十三日
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ここからは桜のための遊歩道ぬき足さし足つま先で行く
平成三十年四月五日
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花びらに誘われ歩く河川敷今を楽しむ人眺めつつ
平成三十年四月三日
5
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実験は成功でした五分咲きの花も誘う展望台へ
平成三十年三月二十八日
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春の精による、五分咲きの桜でも人...
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緊張をするなとにかく動くんだ桜の蕾も開くのだから
平成三十年三月十六日
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スプリングスプスプリングスプリングさあ飛び込もう春の世界に
平成三十年三月二日
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なんとなく行かなくなった公園の梅の蕾は思い出の中
平成三十年二月十五日
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暗い冬明るい冬を繰り返し今いっぱいの青い大空
平成三十年一月三十日
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我が傘よ翼を広げ飛んでゆけ同じ色持つ空に溶け込め
平成二十九年十二月七日
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晴れ渡る青空なのに、勘違いして傘...
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かけましょうふわふわ日薬たっぷりともういいからねと抱きしめながら
平成二十九年十月十八日
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日薬という言葉を、ふわふわの綿み...
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二粒の光は踊るあちこちに眠る明日を誘うように
平成二十九年十月十二日
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頂の岩の上にてかいている季節はずれの蚊に襲われて
平成二十九年十月十日
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まどろみが我の心を丸くする夏の終わりのそよ風涼し
平成二十九年八月二十二日
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