今村りいこさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- しめ縄を神の御使ひ刃にて断ち神域を超えいづる神 平成二十三年九月五日 3 しめ縄を断つことは神域と里を別つ... もっと見る
- 荒れ狂う嵐とともに先導すかぐら神輿もマクリ荒くり 平成二十三年九月五日 1 《かぐら》とは舞の神楽ではなく、... もっと見る
- 嵐なら血を吐くというこの喉に斬りつけるよな横雨ツブテ 平成二十三年九月五日 0 嵐の余波がもうこれ以上だれも苦し... もっと見る
- さあ今がこのとき きみの声聴こえ立ち上がり空押し上げる手よ 平成二十三年九月二日 1 もっと見る
- 嵐ならこの身沈めし澱みさえすべてさろうてゆくがいい今 平成二十三年九月二日 5 もっと見る
- むくげ咲き菊花ほころびそよ風が庭吹き渡る空を見上げよ 平成二十三年九月二日 3 知らずに生えていたむくげがつぼみ... もっと見る
- 秋祭り地歌舞伎役者 「ケチャップだ！」 仕込みし血糊子に叫ばれる 平成二十三年九月二日 4 「ケチャップだ！」 言ってやっ... もっと見る
- しじみ貝異物をはらみ真珠をば生み出しつるかしじみ貝よ 平成二十三年九月二日 1 しじみにくっついていた一ミリに満... もっと見る
- 蜩の声穏やかに嵐くるその前兆の静けさを叫ぶ 平成二十三年九月一日 0 刻一刻と近づいてくる自然の脅威で... もっと見る
- ブロックのチーズを切って食べるきみその赤き舌溶けるほど見て 平成二十三年九月一日 1 予感に。 もっと見る
- 大量の洗濯物に埋まりつつ胸に浮かぶはきみの横顔 平成二十三年九月一日 1 洗濯は洗濯機がしてくれるので嫌い... もっと見る
- 流れ星屋根を焦がして闇を裂くか細い声に誘われて去ぬ 平成二十三年九月一日 2 はぐれ者の流星に物語を紡ぐ。 もっと見る
- 明日という日に泣いてみる絶望と違うなみだで朝がくるまで 平成二十三年九月一日 2 絶望よりも希望がなみだをさそう。... もっと見る
- はにかんだ子の横顔が幼き日写真に残る私を写す 平成二十三年八月三十一日 3 過去と現在の境界において。 もっと見る
- アルバムの整理をすると写真見てその手が止まるいつものごとく 平成二十三年八月三十一日 7 母との思い出でもあり。 もっと見る
- 走りゆくその少しかがむよなきみにまばたきでいま拍手をおくる 平成二十三年八月三十一日 1 常に走り続けている彼を思って。 もっと見る
- 記憶なき青あざにさえやさしさとなみだをそそぐ星降る夜よ 平成二十三年八月三十一日 3 ひっそりとひとり。 けれど、や... もっと見る
- 糸月にこころをしづめ肉体のうちにひそみし刃を削る 平成二十三年八月三十一日 4 いささか寂しき朝に月をさがして。 もっと見る
