三嶋さん
のうた一覧
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細長く見えないいとで繋がれてへたに動けば雁字搦めで
平成二十五年十一月八日
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片膝を軽く添わせて寝たふりで終着駅までこのままでいて
平成二十五年十一月七日
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故意ばかり
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大声で泣いて疲れて寝て起きて空っぽになり月曜がくる
平成二十五年十月六日
18
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名の如く日に向かい咲く花だから僕らはいつも背中合わせだ
平成二十五年八月三十日
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みずたまが被ってちょっと照れくさく 小町通りに 手もつなげない
平成二十五年八月十七日
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息吸うと肋骨痛い女学生じゃ だめですか だめですよねえ
平成二十五年七月三十一日
6
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五本入りアイスの最後一本が君に魔法をかければいいのに
平成二十五年七月三十日
5
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先生の綺麗な手やらその指に光る銀など 嫌いです
平成二十五年七月二十六日
6
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おもしろきこともなき世にきみは居り つまらぬ僕の夏の焦燥
平成二十五年七月二十一日
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牛乳の倒れた瓶をさがしてる君にぽろぽろ降りそうな星
平成二十五年七月二日
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握られて握り返しただけの手であなたの何を掬えるだろう
平成二十五年七月一日
11
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求人の「明るく元気な人募集」見るたび5ルクスくらい減ってく
平成二十五年六月二十六日
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閉じ込めたいあなたは夏を見ているし、ただただ降りるだけの灰色。
平成二十五年六月八日
9
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十九になってもコーラとタバスコを混ぜてたら誰か叱ってください
平成二十五年五月二十六日
9
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君のいた下唇をかみしめて次の土曜まで逃がしたくない
平成二十五年五月四日
7
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なんとなくまた会えそうな気がするの。 いや、それくらい好きだったから
平成二十五年四月九日
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絵文字ってちょっぴり苦手だったけど 君の律儀なひよこは好きよ
平成二十五年三月二十八日
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謎多き さらりぃまん はパソコンとコーヒーと紙の国の人たち
平成二十五年三月二十六日
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二十字の作者の気持ちなんかよりあの日の君の涙の訳を
平成二十五年三月二十五日
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いざ咲けば どうして良いかわからない 十九回目の春もそぞろに
平成二十五年三月二十五日
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