三嶋さん
のうた一覧
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ぶらんこを いーん と漕げば近い空 重力なんて僕は知らない
平成二十三年八月十五日
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ため息で逃げた幸せ 貴方まで 届くようにと願っておやすみ
平成二十三年八月十四日
8
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レコードの この重みすら忘れたらこころの上を針でなぞって
平成二十三年八月十四日
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空ばかり見て歩いては つまづいて 地の強かさ知る歓びよ
平成二十三年八月十四日
6
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生で見て聴いて一緒に跳ぶよりも DVDのが高いだなんて
平成二十三年八月十三日
2
出典:チラシの裏
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焦がれては溺れおぼれて恨めども 想い止めれば命うたかた
平成二十三年八月十三日
3
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そんなにも君を泣かせる犯人を 味見させてよ そう 口うつしで
平成二十三年八月十三日
2
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散り際のうつくしさ など 負け惜しみ 滲む瞳はそれを映さぬ
平成二十三年八月十二日
5
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イヤホンのねじれたコードぶら下げて上る坂道 はやる気持ちと
平成二十三年八月十二日
3
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陽に染まる向かいのホーム 君をみて 線路ふたつの隙間をおもう
平成二十三年八月十一日
7
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夢でさえ伝えそびれる「好きです」を白昼の今どうして言えよう
平成二十三年八月十日
12
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安売りの奇跡をひとつ手にとって品定めする帰路は曇天
平成二十三年八月十日
2
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スナフキン きみになるのは諦めた 憧れだけは紫煙にたくして
平成二十三年八月十日
4
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街路樹に みどり増えた と目を細め天を向くその木の名も知らず
平成二十三年八月九日
4
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手の中の檸檬はしんと冷たくてただ立ち尽くす朝の窓辺に
平成二十三年八月九日
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自由さえ手に入るならと一人旅時計は必要ないはずなのに
平成二十三年八月九日
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夕暮れの 波打ち際で目を惹くは染み入る砂の その素顔かな
平成二十三年八月八日
3
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この声は 舌に絡まり届かずにいまも恋しききみの空蝉
平成二十三年八月八日
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青すぎる空にとかして薄めつつかろんと鳴りし氷一塊
平成二十三年八月八日
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初投稿です。 暦の上では秋だなん...
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