冬野 凪さん
のうた一覧
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向日葵を刈り取つてしまへ継母の云ひつけ従ひしあの夏の匂ひ
平成二十三年九月二十四日
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果樹園に妻を埋めたと自供する鈴なりの桃は何も語らぬ
平成二十三年九月二十四日
1
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溜め池に子どもが落ちたと連絡あり草いきれの真夏の夢よ
平成二十三年九月二十四日
1
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月光のアナスタシアよ薔薇園でかくれんぼする亡霊ペンギン
平成二十三年九月二十四日
2
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八月の身体の火照りを感じつつ抑へきれない皮膚の爛れよ
平成二十三年九月二十四日
1
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さりげなく倒れてゐるそこの男に春の長雨くれてやらう
平成二十三年九月二十三日
4
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台風接近のニュース聞きながら二十世紀剥く皮の渦よ
平成二十三年九月二十一日
4
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偽りの放つ悪臭が玄関から臭つてくる早くさばかなければ
平成二十三年九月二十一日
2
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今月のソープオペラ楽しみにハヤシライスの鍋かき混ぜる
平成二十三年九月二十一日
2
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虚ろな眼をした男が素数の美しさについて説くレース場
平成二十三年九月二十一日
5
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プランテーションの無意味さを知るや否や彼は農園に火を放つた
平成二十三年九月二十日
3
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道の向かうからトボけた顔の男現れて胡散臭い奴めと花火投げつけられる
平成二十三年九月二十日
2
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水際でチェリーの密輸を食ひ止めろ!赤い犯行不義の妻ども
平成二十三年九月二十日
2
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窓際に佇んでゐる猫がゐる月を見てゐるのか月に見られてゐるのか
平成二十三年九月十三日
3
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月面に跳んで行きたい僕だけど現実逃避ぢやないんだよ
平成二十三年九月十三日
2
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「雨漏りに注意」ってさ僕なんか年がら年中漏れてるよ脳みそ
平成二十三年八月二十日
1
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月翳り重力に負けた僕たちは打ちひしがれて芝生をむしる
平成二十三年八月十九日
5
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みどり児と会話している猫がいてくだらないこと話すんじゃない
平成二十三年八月十九日
2
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水溜まりへ金魚放つ誘惑に負けさうになる三十五の夏
平成二十三年八月六日
3
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祝ひの日赤ちやん語とヒンズー語とが交叉して僕三十五になりました
平成二十三年八月六日
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8月5日誕生日に。
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