晴流奏さん
のうた一覧
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炭酸の気泡の中で笑み浮かべ君の手渡すお祭りラムネ
平成二十三年八月六日
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フリーペーパー歌集、風凪春夏秋冬...
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色付いたトマトをもげば青々と夏の香りのうつる手のひら
平成二十三年八月六日
8
フリーペーパー歌集、風凪春夏秋冬...
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縁側で一羽気ままに水遊びこの文鳥の主は何処
平成二十三年八月六日
2
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生きるとは急かされ仕方なく乗った特急列車に慣れて行く事
平成二十三年八月三日
12
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砕かれし心が君にぶつかって丸みを帯びていく澄んだ音
平成二十三年八月二日
4
フリーペーパー歌集、うたう深海鯨...
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深海へ潜る鯨は遠く聴く仲間の歌を縁に泳ぐ
平成二十三年八月二日
7
フリーペーパー歌集、うたう深海鯨...
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くねくねとうねる癖毛のベートーベン鏡の前で偏屈な顔
平成二十三年八月二日
1
フリーペーパー歌集、うたう深海鯨...
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深みから無理に引き上げないでくれ僕の内蔵飛び出ちゃうから
平成二十三年八月二日
1
フリーペーパー歌集、うたう深海鯨...
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手の平に転がしたまま持て余す拾った小石の様な寂しさ
平成二十三年八月二日
3
フリーペーパー歌集、うたう深海鯨...
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信じても飛べる気がもうしないんだ君ともお別れだよティンカーベル
平成二十三年七月三十一日
2
フリーペーパー歌集、うたう深海鯨...
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一錠の頓服薬で羽化を待つ蛹の如く眠り続ける
平成二十三年七月三十一日
2
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真っ直ぐに孤独へと指すコンパスを握り足取り軽き我が道
平成二十三年七月三十一日
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学帽がカルガモみたい騒がしく進む社会科見学の列
平成二十三年七月三十一日
1
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週末の軍鶏焼き鳥で飲む酒よ酌み交わしたき君は居らねど
平成二十三年七月三十一日
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追い風に強く帆を張れ何処までも航路は続く進めヨーソロー
平成二十三年七月三十日
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慎重に言葉を選ぶ綱渡り君が黙ると寿命が縮む
平成二十三年七月三十日
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真っ直ぐな君の視線は罪作り僕の本音も知らない癖に
平成二十三年七月三十日
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誰よりもお慕い申す公式のルール通りに愛せない人
平成二十三年七月三十日
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この雨も業を含んで降り続き傷つけられる塩基配列
平成二十三年七月三十日
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阿呆だから良く分かんないけど、放...
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調律はあなた好みに抱き寄せて低く鳴かせて私はビオラ
平成二十三年七月二十九日
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