蒼井 月子さん
のうた一覧
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行き先に「故障」と掲げ行くバスに潔さとて必要と知る
平成二十三年九月二十九日
7
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あったかもしれない時間はいつまでも甘美なままで手招きをする
平成二十三年九月二十八日
13
あの日を想い
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孕みたい猫がこっそり這い出でて媚びる相手は闇夜か月か
平成二十三年九月二十七日
3
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自販機に向かう背中に甘いのはコーヒーも人も苦手と言えず
平成二十三年九月二十五日
10
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知らぬ間に更地になった一画の土は初めて秋の風知る
平成二十三年九月二十三日
20
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唇からこぼれる君をすくい取り さらに艶やかわたしの指先
平成二十三年九月十九日
7
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歯磨き粉はいつもと同じ味がして つかの間遠のく昨夜の別れ
平成二十三年九月九日
5
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積載物 「毒」 といっそ言えばいい我を追い越すトラックのように
平成二十三年八月二十二日
6
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シャガールの「青」に再会して午後の淡い光に過去もたゆとう
平成二十三年八月十七日
7
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言いかけたことへの執着葬れば我を襲うは靴擦れの痛み
平成二十三年八月十六日
5
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サヨナラは台詞のように耳に落ち閉じた携帯 夕陽を集める
平成二十三年八月十四日
5
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破れないものがもうひとつ増えた夜にバイクの轟音闇を引き裂く
平成二十三年八月十一日
1
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アイビーの葉脈たどる絡まったままの心をほどいてみたくて
平成二十三年八月五日
3
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火照る陽の視線は乞わず夕化粧導く時間に月も間に合う
平成二十三年八月三日
5
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前を行くリアウィンドウのプーさんに問わず語りの涙の理由
平成二十三年八月二日
2
ただ黙って聞いてくれさえすれば。
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飲みすぎた鎮痛剤のせいにして初めて君を遠ざけた朝
平成二十三年八月二日
8
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シャウトではなくウィスパーで挑むため闇の深さが満ちるのを待つ
平成二十三年七月三十日
4
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餌にさえもっと赤くと望まれた金魚の赤なら意味もあるべき
平成二十三年七月二十九日
2
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切れかけた蛍光灯なお熱抱き往生際の悪さも愛しく
平成二十三年七月二十八日
7
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バイバイと振った右手をグーにした 泣かない約束破ってごめん
平成二十三年七月二十七日
6
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