蒼井 月子さん
のうた一覧
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バイバイと振った右手をグーにした 泣かない約束破ってごめん
平成二十三年七月二十七日
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積載物 「毒」 といっそ言えばいい我を追い越すトラックのように
平成二十三年八月二十二日
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きっと今日好きと言ってしまう乾いた草に火をつけるように
平成二十三年十月十三日
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図書館の本 端っこが折れたままページに数回「愛」など並ぶ
平成二十三年十月二十一日
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助手席の一途さならば抱きしめる続くカーブの先は見せずに
平成二十三年十一月四日
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走り去る車は落ち葉舞いあげて安堵のため息カモフラージュする
平成二十三年十一月十六日
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弾かれてむくどりの群れ冬空にあの日破った手紙にも似て
平成二十三年十一月二十八日
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肩越しに見える飛行機機首をあげ今思い出を縫うように行く
平成二十三年十二月十六日
6
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火照る陽の視線は乞わず夕化粧導く時間に月も間に合う
平成二十三年八月三日
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サヨナラは台詞のように耳に落ち閉じた携帯 夕陽を集める
平成二十三年八月十四日
5
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言いかけたことへの執着葬れば我を襲うは靴擦れの痛み
平成二十三年八月十六日
5
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歯磨き粉はいつもと同じ味がして つかの間遠のく昨夜の別れ
平成二十三年九月九日
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な と打って予測変換 一番に君の名前が出てきて うふふ
平成二十三年七月二十五日
4
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あと七つ歩道の傘を数えたら一人で行くよ大丈夫だから
平成二十三年七月二十四日
4
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シャウトではなくウィスパーで挑むため闇の深さが満ちるのを待つ
平成二十三年七月三十日
4
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憧れはその完全な球体のプラタナスの実 空に投げ込む
平成二十四年一月七日
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アイビーの葉脈たどる絡まったままの心をほどいてみたくて
平成二十三年八月五日
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孕みたい猫がこっそり這い出でて媚びる相手は闇夜か月か
平成二十三年九月二十七日
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張りつめたスネアドラムのようでした 銀の指輪も似合わないのに
平成二十四年八月二十三日
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餌にさえもっと赤くと望まれた金魚の赤なら意味もあるべき
平成二十三年七月二十九日
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