灰色猫さん
のうた一覧
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あぢさゐの花にかくれる幽靈をほたると呼んでしまつた月夜
令和五年六月五日
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紫陽花の小径をあゆむ清流をいきいき泳ぐ天魚のように
令和五年六月五日
8
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たっぷりと雫をふくむ紫陽花の色を吸わせて描く水彩
令和五年六月五日
12
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ゴールデンアップルスネール月のよう私は地球でないはずなのに
令和五年六月四日
5
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冷め切ってしまった夢を抱きしめる温めないと生きていけない
令和五年六月四日
9
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缶けりの缶が楽器であるなんてなんて自由な音楽だろう
令和五年六月四日
12
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蜜蜂の生まれ変わりであるという人からもらう林檎のめしべ
令和五年六月四日
9
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つるつると髮を梳かしてゆくやうによひらの花をつたひゆく雨
令和五年六月四日
10
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種を植え水を与えて見守った花が黒でもきっと眩しい
令和五年五月二十四日
11
甥っ子が先天性の知的障害なんで...
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青白い肺に獣を住まわせて囁くように月へと吠える
令和五年五月二十四日
9
https://youtu.be...
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風になり遥か遠くへ飛び去った彼女が求めた世界が見たい
令和五年五月二十四日
11
https://youtu.be...
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お前より臓器の方が価値があるって鳴ってる心臓だまれ
令和五年五月二十四日
6
僕は30年以内に世界平和が訪れる...
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トンネルに星座を描くほうき星ばかりを描く君のとなりで
令和五年五月二十四日
7
題詠進まないね そうだねえ...
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もっと血の色をしてたら醤油ってもしかしたらさ 黙って食べろ
令和五年五月二日
8
遅れました 皆様、投稿投票...
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鶏が希望のように乗っている雪にひかめく朝の金閣
令和五年五月二日
8
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ふかんぜんふかんぜんなの愛せない液状のわたし不完全
令和五年五月二日
8
宮崎駿さんの「考えるしかない。本...
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二階から青空へゆく踊り場のひかりのなかで翼を洗う
令和五年五月二日
15
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乞食から頼みましたと託されたペンで今すぐ愛を書かねば
令和五年五月二日
6
adoさんの風のゆくえに浄化され...
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あじふらい醤油かソース論争に新参来たるタルタルソース
令和五年四月五日
17
お醤油の歌会と 狂い咲き様...
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ねむらないただ一本の樹となったあなたが落とす果実を愛す
令和五年四月四日
16
大好きな笹井さんの特集があったの...
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