灰色猫さん
のうた一覧
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お日様は凍ゆる朝の冬至をば温めむとし空を染めゆく
令和二年十二月二十三日
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昇りゆく冬の朝餉に沈みゆく冬の夕餉に南瓜を食はむ
令和二年十二月二十三日
6
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お日様は冬至の空を渡りゆき儚く燃ゆる儚く尽くる
令和二年十二月二十三日
6
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冬至には育ちし町へ帰らむか祖母の南瓜を忘れつまじき
令和二年十二月二十三日
9
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海月の儚き夜は星かすみ標なくせし恋路のごとし
令和二年十二月二十二日
12
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この星が燃え尽くるまで別れずと誓ひあひしに八千代の夜に
令和二年十二月二十二日
11
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逆らひて旅しくれども星々と語りあふらば孤独ならずや
令和二年十二月二十二日
11
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秘めやかにポストを開くる雪よりもひとへに白き恋文きたる
令和二年十二月二十二日
13
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太陽に焼かれし砂を踏みしめば真夏きたりとその熱に知る
令和二年十二月二十二日
10
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白月の夜を冴え冴えゆく舟は天の銀河を遊泳せめり
令和二年十二月二十一日
11
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桃色に悴むその手ご褒美に雪に凍ゆる髪をなでずや
令和二年十二月二十一日
13
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悠久の波が洗ひし石ころを宝のごとく集めしぞかし
令和二年十二月二十一日
11
子供の頃、よく集めました。
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夜の海を渡るるために天を見ば北斗の星に死兆星あり
令和二年十二月二十一日
10
死兆星とは北斗の拳という漫画に出...
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白妙の君の素肌と溶けあひて今宵は時の針を折らばや
令和二年十二月二十一日
13
昨日のエメラルドグリーンの歌は ...
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君想ふ心すがらに秘めしまま蛍となりて逢ひにゆかばや
令和二年十二月二十日
10
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君の名を何千回も呼びけれど更けゆく宵に誰とあらむや
令和二年十二月二十日
7
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エメラルドグリーンの瞳に睨みつけ威勢を張らばいと孤独なり
令和二年十二月二十日
8
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病む心つれなき世をば渡られず銀の髪をば逆立てて生く
令和二年十二月二十日
12
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海よりのえびす持てなす漁師ども竜宮からの幸を崇むる
令和二年十二月二十日
7
えびすは夷と書き古代の漁師さん達...
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君の詠む白き想ひにふるるとき雪の明かりに導かるめり
令和二年十二月十九日
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