灰色猫さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
八日目の蝉は子孫を残すべく老いゆきながら懸命に鳴く
平成二十九年八月九日
15
もっと見る
初めての傘をひらいて幼子は日照りの雨にくるくるはしゃぎ
平成二十九年八月九日
17
もっと見る
台風が散らかし去った濁流を鮎らは抗い遡上を止めず
平成二十九年八月九日
16
もっと見る
できるだけ金を使わぬ工夫して三食百円やきそば夕餉
平成二十九年八月九日
13
もっと見る
流星があまりに多く零れてる夜空に数多の願いが咲いて
平成二十九年八月八日
19
もっと見る
哀しみが綴られているその壁の涙の部屋の文字に寄り添う
平成二十九年八月八日
14
もっと見る
優しいと言われる度に悦に入るガキが一匹胸を離れず
平成二十九年八月八日
16
もっと見る
水槽のなかにいるよう雨が好きこのままずっと雨ならいいのに
平成二十九年八月八日
11
もっと見る
八月のブルーノートは渚へと沈もうとする夕陽と似ている
平成二十九年八月八日
13
もっと見る
桃色にあなたが染めたこのこころ無邪気な瞳でどうか見抜いて
平成二十九年八月七日
20
もっと見る
我が歌は未だ誰かの模倣なり歌風築くはほど遠きかな
平成二十九年八月七日
16
ご自身の言葉で詠まれている方々尊...
もっと見る
お神輿の如く蟻らはご馳走の躯を巣へと運び込みたり
平成二十九年八月七日
19
もっと見る
炎天に枯らしてしまったトマトたち来年こそはと水を浴びせる
平成二十九年八月七日
14
もっと見る
七つ川ゆらゆら流る灯籠は平和を願う希望灯して
平成二十九年八月七日
21
もっと見る
幾万の呻きし声が息絶えて嘲る如く黒き驟雨は
平成二十九年八月六日
26
もっと見る
焔街に埋もれた母を覚まさんと蛆に喰われる母を揺すぶる
平成二十九年八月六日
13
もっと見る
慟哭の焼かれた喉を掻きむしる爪は剥がれて眼は垂れて
平成二十九年八月六日
15
もっと見る
かたかたと水筒鳴らし焼け焦げた血の塊が水を欲する
平成二十九年八月六日
18
もっと見る
赤黒く皮膚の爛れたの肉叢の群れは小川に犇めき合って
平成二十九年八月六日
13
もっと見る
言の葉をひとつ握って眠り入る夢物語が始まりますよう
平成二十九年八月五日
22
もっと見る
[1]
<<
168
|
169
|
170
|
171
|
172
|
173
|
174
|
175
|
176
|
177
|
178
>>
[274]