灰色猫さん
のうた一覧
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柿として生まれたならば吊るされて人の処刑を受けねばならぬ
平成二十九年九月九日
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深海へ帰るのですねお月様ひとりぼっちの鯨を連れて
平成二十九年九月九日
23
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シトラスのトップノートは爽やかにふたりの恋を夏にかえるの
平成二十九年九月九日
22
「香水のベースノートは甘美なるム...
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沢山の邪魔するものに出会っては正しく壊し埋葬します
平成二十九年九月八日
22
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絵としての文字を綴って少年は鳥という字を空へと放つ
平成二十九年九月八日
28
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美しい名前の少女がこの星を幸せにするアリアを歌う
平成二十九年九月八日
15
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手がでかい「お前ベースね」そう言われやっぱりギターがテレキャスを買う
平成二十九年九月八日
14
澪ちゃんが好きです レッチリの...
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あどけないこゆびとこゆび誓いあう指切りげんまん死ぬまで秘密ね
平成二十九年九月八日
17
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膨大な死人の文字の図書館でわたしは独り呼吸をやめない
平成二十九年九月七日
18
「奏されるときを待つ楽譜のような...
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白米が怒ったらしいもの凄い粘りになって襲ってくるぞ
平成二十九年九月七日
16
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創世の命の木の下聞いていた白鯨の歌はデジャブーに消ゆ
平成二十九年九月七日
16
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沢山のお魚たちに弔いを鱗の雲が赤く燃えてる
平成二十九年九月六日
20
あづかんさん様の「暮れなずむ」の...
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他界へと昇った君はお月さま腰かけ世界を愛でるのでしょうか
平成二十九年九月六日
19
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雅やか初秋の風に吹かれてはもみじの色にこころ染まりて
平成二十九年九月六日
19
「降り積もるもみじの枯れ葉くしゃ...
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桃色の狼煙が里にあがってる気をつけてねの愛しい交信
平成二十九年九月六日
18
サヤ様の「感覚」の御歌へ寄せて ...
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長月や黄金に移ろう稲の穂をあと幾年月拝めるだろうか
平成二十九年九月五日
23
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一日にひとつの煉瓦を積んでゆく自分が自分の城主になるまで
平成二十九年九月五日
24
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神さまは上手に人を造ったね世界をぐるっと歩けるんだぜ
平成二十九年九月五日
14
ふぁいとです!
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かけがえのなかった夏にさよならを遊び疲れた幼き夏に
平成二十九年九月五日
17
「この夏がふたりに授けた恋しさが...
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まだ君がわたしのお腹にいたころね君はとっても温かかったよ
平成二十九年九月五日
16
サヤ様の「呼吸」のイメージの御歌...
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