灰色猫さん
のうた一覧
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梅干しをじっと見つめてごはん食むつばを飲み込みごはんのみ食む
平成三十年六月十四日
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「土用干し塩を吹きつつ梅たち...
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瓶のなか可愛い梅はころころと頬を赤らめ初夏に染まりて
平成三十年六月十三日
27
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鬼芥子の赤から赤へ渡りゆく初夏を旅する青条揚羽
平成三十年六月十二日
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すれちがうすべての人に笑われるあらゆる影が口裂け女
平成三十年六月九日
27
「病み猫は眠れぬままに床に伏...
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朝焼けに背中を押され歩みだすこれから何が成せるだろうか
平成三十年六月八日
32
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生まれ来る死にゆく時も祈りあり愛が無力でありませぬよう
平成三十年六月七日
31
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嘘ばっか悪口ばっか並べたらお前の机なくなるんだぜ
平成三十年五月十七日
16
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オリーブと塩をふりかけ菜の花にかがやく海の魔法をかける
平成三十年五月二日
34
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菜の花の涙がたまる器へと夏のオリーブぶっかけてやる
平成三十年五月一日
21
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菜の花とミツバチみたいな関係でしばらく風に吹かれませんか
平成三十年四月二十九日
24
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楽園の太陽みたいな旋律に包まれひとり眠りへ落ちる
平成三十年四月二十七日
19
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金色の野へと降り立つナウシカの奇跡を歩む菜の花畑
平成三十年四月二十六日
19
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菜の花を美味しく味わい頂けばごちそうさまが春風みたい
平成三十年四月二十五日
16
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キッチンの菜の花だって帰りたい故郷の春があったのだろう
平成三十年四月二十四日
19
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寂しさにうちのめされて唱えてはいけない恋を唱えましたね
平成三十年四月二十三日
21
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挑戦を恐れぬ人の心には枯れぬ泉があるのでしょうか
平成三十年四月二十二日
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涼風の孟宗竹に分け入りてたけのこ掘りのわたしは翁
平成三十年四月二十一日
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今日は筍を求め市内の雨壺山へと。...
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いつの世も未来はとっても甘くって叶わぬ夢も味わいましょうね
平成三十年四月十九日
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人類が絶滅しても鎮魂をさえずる鳥などいないのだろう
平成三十年四月十八日
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浮かんでは消える言葉が降りそそぐ未完の歌は未完のままで
平成三十年四月十六日
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