灰色猫さん
のうた一覧
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白き息ほのかに香る吟醸の冬の宴に開くむねの花
平成二十九年十二月十六日
17
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春眠の夢とうつつに香りたつ白き梅花を手折るまどろみ
平成二十九年十二月十六日
21
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お地蔵さん異国の神と仲良くねサンタの帽子かぶせておくね
平成二十九年十二月十五日
2
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冬空があまりに白く燃えているきっと炎の鳥になれるの
平成二十九年十二月十五日
12
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茂りゆく母屋の蔦はいつまでも帰らぬ主を守りつづけて
平成二十九年十二月十五日
15
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あたたかい冬の陽だまり優しくてラブラドールの眠りを眠る
平成二十九年十二月十五日
13
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空想も夢想であっても綴ったら声にしたなら宿る言霊
平成二十九年十二月十四日
17
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マウンドは俺だけのもの誰ひとり譲ることなどできない聖域
平成二十九年十二月十四日
12
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冷えきったアスファルトへと溶けてゆく泡雪たちのその断末魔
平成二十九年十二月十四日
15
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薄暗い書庫にて眠る本たちはどれも大事な恋文なんだね
平成二十九年十二月十三日
12
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みずうみに眠る校舎を想いつつ雪の湖面に傘を沈める
平成二十九年十二月十三日
17
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ほかほかのセラピードックねえ君はいくつの傷を癒してきたの
平成二十九年十二月十三日
14
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山眠るもがりの笛を奏でつつ数多の命を土に眠らせ
平成二十九年十二月十日
20
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青春の母校はダムに沈めども校歌は今も胸を奏でる
平成二十九年十二月十日
16
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茜さす散りゆく冬の神木はぼくらのかわりに泣いているのだ
平成二十九年十二月十日
15
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紅色のゼラニウムが彩った冬の出窓のささやかな春
平成二十九年十二月十日
15
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初雪の眩しき朝に残された夜を渡った子猫のあしあと
平成二十九年十二月九日
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膝に乗り抱かれたままで眠りたいひととき飼われる猫の夢見て
平成二十九年十二月九日
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餌やれど怯えるばかりの野良猫は癒えない傷を負ったのだろう
平成二十九年十二月九日
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優しさも温かいのも大好きです壊れるくらい人が好きです
平成二十九年十二月八日
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