灰色猫さん
のうた一覧
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追憶の桜が保存されているiPhoneにまた桜咲く春
令和五年四月三日
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へし切様へ LINEの...
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メモ帳にさくらさくらと記しては破って風に食わせてやろう
令和五年四月三日
11
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春だねとLINEのトーク画面にもデジタルなりに舞いゆく桜
令和五年四月三日
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もろこしを醤油で焼くってやばいよなやばいよなって夏の少年
令和五年三月十九日
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美味しそうなお題 これは歌...
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星空の星すべてに当ててゆく聴診器から響く潮騒
令和五年三月十九日
16
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生きるとはなんであるかと箇条書きしている人と炎を囲む
令和五年三月十九日
14
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陽にかざす脱いだ軍手に空いた穴この箇所たぶんたぶん春風
令和五年三月十九日
14
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この箇所の音符を鳴らしてしまったら割れてしまうと知りつつ鳴らす
令和五年三月十九日
8
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樹木医に庭の桜を診てもらう心を閉じているようなので
令和五年三月十八日
12
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うたのわに筍生えて亡き父に供えるために掘りにいこうか
令和五年三月十八日
7
粋なお歌ですね 桜の開...
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鬼ですが花を愛して良いのかと謙虚な鬼の角ひっこぬく
令和五年三月十七日
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詠み直しました。すみません。
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このラインよりも向こうへゆくときは鹿の姿をやめてはだめよ
令和五年三月十七日
8
鹿を殺してしまったら人を殺してし...
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透明な釘が鼓膜に刺さりくるような聖歌に耳を澄ませる
令和五年三月十六日
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迷ひ込み手に止まりたる白き蛾のシルクのやうな毛並み美し
令和五年三月十五日
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蛾にも春の訪れなのかな 小...
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水仙の毒の部分もふくまれる春を祝っている狐たち
令和五年三月八日
11
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渓流の神に伺う数匹の命をもらってかいませんか
令和五年三月八日
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憐れみの雨を浴びてはこの皮膚が魚のようであればと願う
令和五年三月八日
7
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憐れみの雨を浴びてはこの皮膚が蛙のようであればと願う
令和五年三月七日
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今年の題詠は特にテーマは設けてま...
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ひとつずつ桃の産毛を掻いてゆく名前をつけてあげたくなって
令和五年三月六日
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鼓舞される次の冬まで生き抜くと土を出でたる春の虫らに
令和五年三月六日
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