灰色猫さん
のうた一覧
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唇にできたささくれ痛くって今日は上手に微笑めないの
平成二十九年一月十三日
18
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鬼さんや手の鳴るほうへ暗闇に引きこもっても捕らえてあげる
平成二十九年一月十三日
15
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風は吹く今この時も吹きすさぶ時代の中で渦巻きながら
平成二十九年一月十三日
17
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いつだっけ?君が歌った名も知らぬ曲のようには生きていけない
平成二十九年一月十三日
18
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赤色のひざ掛け抱いて湖の道を駆け行く人力車に乗る
平成二十九年一月十三日
17
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二十五時星屑たちが夢を見る時刻に君を想って眠る
平成二十九年一月十二日
22
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翼なら持っているのに飛べなくて敗れた夢の浅瀬に嘆く
平成二十九年一月十二日
25
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例えばね君の未来の予想図に私がなくともねえ愛してね
平成二十九年一月十二日
19
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そんなにも哀しい歌をリズム良く笑顔で歌う貴方を愛す
平成二十九年一月十二日
22
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澄み渡る冬の夜空に憐れみの光を放つ冬の大三角
平成二十九年一月十二日
22
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あなたから目を逸らしたその理由を僕は未だに探し続ける
平成二十九年一月十一日
17
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電柱の影を踏まずの帰り道ひとりぼっちの孤独なルール
平成二十九年一月十一日
32
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優しさに甘えてばかりでごめんなさい僕の翼は空を知らない
平成二十九年一月十一日
20
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全能の宇宙の神は人類に星という名の希望与えり
平成二十九年一月十一日
22
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幸運の有無を嘆くより愛するものを慈しむこと
平成二十九年一月十日
20
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生麦と生卵と生米が揉めてる間に僕が言います
平成二十九年一月十日
19
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湧きあがる言葉が心を洗うたびまた一日と生き長らえる
平成二十九年一月十日
22
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百日紅女体のように艶やかな素肌を晒し終える落葉
平成二十九年一月十日
18
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風邪を引く空咳ばかりで熱はない咳をするたび頭痛に響く
平成二十九年一月十日
16
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全力で夢追いかけて全力で眠りに落ちる青春の日々
平成二十九年一月九日
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