灰色猫さん
のうた一覧
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雨粒に名前をつける一瞬で弾けてしまうとわかっていても
令和四年十一月七日
8
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この夜も月はひとりと歌っては孤独に落ちてしまうのでしょう
令和四年十一月七日
6
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圏外になってしまってひとりきりSiriに好きだと告白してる
令和四年十一月七日
8
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iPhoneを愛してしまう充電をするたび肌にあたたかくって
令和四年十一月七日
7
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あいみょんのマリーゴールド聴きながら私を愛してくれていますか
令和四年十一月六日
6
最近ずっと聴いてる曲。天才だなあ...
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やすやすと真冬が肌を切るのです向かい合わねば春は目覚めぬ
令和四年十一月五日
10
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声帯がふるえてしまうおそらくは前世が鶴であったのだろう
令和四年十一月五日
9
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飼い主と土の眠りについている犬の化石が幸せそうです
令和四年十一月五日
6
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すみやかに迷子になってしまいましょう金木犀の香りのなかへ
令和四年十一月五日
10
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君用のマフラー編んでいるけれど季節は夏で恋は寒がり
令和四年十一月四日
4
皆様、投稿、投票ありがとうご...
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しっかりと恋人つなぎぬくもりが育つようにと初冬を歩む
令和四年十一月四日
13
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とろけてるとろけるチーズはしっかりと使命を果たしとろけているな
令和四年十一月四日
6
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人類は始め翼をもっていたはずと地層を深く掘り返す
令和四年十一月四日
6
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曖昧な人の姿になってゆく嘘を彩り続けるたびに
令和四年十一月四日
9
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夕空が夜空へ変わってゆくように銀杏たちが星屑となる
令和四年十一月三日
8
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運命に巡りあえない人たちがあふれる街で出会えた子猫
令和四年十一月三日
7
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ぬくもりを受け止められる手のひらを授かり生まれ湯呑を包む
令和四年十一月三日
11
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愛し合おう人に代わってAIが愛を知るまで千年くらい
令和四年十一月二日
7
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体温が同じであればAIもアンドロイドも愛すのだろう
令和四年十一月二日
10
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紅葉をつかもうとする手のひらがとても白くて初雪のよう
令和四年十一月一日
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