灰色猫さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 水無月の囃子を耳で愛でながら荒神山をゆるゆる登る 平成二十九年六月二十三日 22 もっと見る
- 深緑の原生林の山百合は香り豊かに誇ら咲きをり 平成二十九年六月二十三日 17 もっと見る
- 草露をゆるりと吸いて翅を休め蝶は真昼の熱に備えて 平成二十九年六月二十三日 21 この歌ではありませんが、地元の滋... もっと見る
- 見て虹と君が指さし微笑んだ雨の匂いは今も変わらず 平成二十九年六月二十二日 31 もっと見る
- 公園のすみの一輪ましろなる鉄砲百合に君をかさねて 平成二十九年六月二十二日 23 もっと見る
- 海底へ沈む国家を憂いつつ傘をたたんで雨にうたれる 平成二十九年六月二十二日 19 もっと見る
- 傷つけず傷つかぬよう壁作り己が悦のみ求む愚かさ 平成二十九年六月二十一日 22 「網ですら友を得られず心なき己が... もっと見る
- ビニールの傘を持ってたそれだけでノアの方舟乗れないままで 平成二十九年六月二十日 2 もっと見る
- かがり火に勇んで焼かる蝶々の如くに恋す人に出会えず 平成二十九年六月二十日 17 「一輪の花の如くに虫ピンの標本に... もっと見る
- ご褒美の贅沢スイーツ食べながら心の隅の孤独を癒やす 平成二十九年六月二十日 30 「毎朝のシュガートースト出来るだ... もっと見る
- 蝉の音に聞き取れなかった言の葉が流れる夏の風にざわめき 平成二十九年六月十九日 20 「風立ちぬせせらぎ浮かぶざわめき... もっと見る
- 柔らかき君の体に眠るときわたし生死はあなたのもので 平成二十九年六月十九日 17 「服装も食事映画も趣味合わぬふた... もっと見る
- ゆっくりとごくゆっくりとナマケモノ食事するのが日々の仕事で 平成二十九年六月十九日 16 「二十時間眠った後に五グラムの葉... もっと見る
- ひらがなの雅な歌を詠うより大地に根ざした歌を詠みたし 平成二十九年六月十八日 18 「古語知らず文語も知らず口語にて... もっと見る
- いつまでも真っ直ぐ立たぬ心根の不徳を弱き向日葵に見る 平成二十九年六月十八日 12 「色白の赤い目を持つアルビノアは... もっと見る
- もう海と言葉を交わす事もなく廃灯台は暗闇を知る 平成二十九年六月十八日 23 「故郷を抉った波にさらわれた君に... もっと見る
- 大量のエスカルゴたち野に放つ晩餐会の悦にならぬよう 平成二十九年六月十八日 12 「蝸牛塩をかければ消えるのか実験... もっと見る
- 体内のわたしの海が月影の欠けた部分と恋をしている 平成二十九年六月十八日 20 「月光に見られぬように新月の夜に... もっと見る
- ほの甘く果汁滴る梨の実を食めば真夏の追憶の海 平成二十九年六月十七日 27 「赤道の枯れた大地を満たすごと水... もっと見る
- 砂浜に打ち上げられし廃船の方位磁針はいまでも海を 平成二十九年六月十七日 26 「星もなく標失う航海の方位磁石の... もっと見る
