灰色猫さん
のうた一覧
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雪の夜にりんりんりんと鳴り渡るわたしの夏をくすぐる風鈴
平成二十九年十二月二十九日
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雪晴れがあまりに白く眩しくて大事な影を失くしましたね
平成二十九年十二月二十九日
19
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桜貝その冷たさを温める恋人つなぎをなくした右手で
平成二十九年十二月二十八日
17
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求めたの破れる恋と知ったまま燃える想いに踊らされたの
平成二十九年十二月二十八日
15
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嬉しくてただ嬉しくて君の名を何度も呼んだもう嬉しくて
平成二十九年十二月二十八日
18
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悲しみのこもった花を手向けてねあなたがぼくを忘れるために
平成二十九年十二月二十八日
19
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かみころも恋しい人が出来たならきれいな衣が織れますように
平成二十九年十二月二十七日
13
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乳白の天なる川を機を織る君の星まで泳ぎきるから
平成二十九年十二月二十七日
13
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七夕の逢瀬をつなぐかささぎはひととせかけてつばさ繕い
平成二十九年十二月二十七日
19
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言の葉の海に流したメッセージボトルのなかの想いは秘密
平成二十九年十二月二十六日
15
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ぽろぽろと愛の言葉を零しつつ歩いた渚はそのままでしょうか
平成二十九年十二月二十六日
14
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天国へ持っていけない言の葉があふれる街で叫んでいたの
平成二十九年十二月二十六日
12
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大陸が生まれたならば会いましょう地球で最初の恋を握って
平成二十九年十二月二十五日
15
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本能の赴くままに抱きあえば加速してゆく恋する惑星
平成二十九年十二月二十五日
17
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もうぼくら氷河になって眠ろうか地球が再び目覚める朝まで
平成二十九年十二月二十五日
17
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お姫様抱っこをされてくるくると地球はふたりのためにまわるの
平成二十九年十二月二十五日
15
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地球上ありとあらゆる戦争がキャットファイトの可愛さであれ
平成二十九年十二月二十五日
18
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ケーキ食む聖夜にひとりクリぼっち上手い言葉と感心しつつ
平成二十九年十二月二十四日
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国境をかくした雪をそのままに除雪車たちの聖夜のやさしさ
平成二十九年十二月二十四日
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こんがりとローストされた七面鳥きみは聖夜にイエスと眠る
平成二十九年十二月二十四日
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