灰色猫さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- しゅんと立つ産毛にふれる明け方の冷気が告げる冬の訪れ 平成二十八年十一月二十五日 30 もっと見る
- 恋をするがのごとくに染まりゆく山の燃ゆるに肌を委ねる 平成二十八年十一月二十四日 21 もっと見る
- こんこんとワイン樽を叩くソムリエの耳に木霊すぶどうの歓喜 平成二十八年十一月二十一日 19 もっと見る
- 呼吸する寄せては返す波と言ふ絶へることなき海の脈拍 平成二十八年十一月二十日 25 もっと見る
- 唐突に初潮迎えた乙女子に注ぐ月光温かきかな 平成二十八年十一月十九日 17 もっと見る
- 母といふ祈りにも似た感情を胸に宿して蟻を踏まない 平成二十八年十一月十九日 19 もっと見る
- 旅立った風来坊は雲となり今日もどこかで涙してます 平成二十八年十一月十八日 19 もっと見る
- 均等に切り分けられたピザのごと繰り返されるスケジュール 平成二十八年十一月十四日 21 もっと見る
- 満月に無常を吠える狼の潤んだ瞳の孤独な光 平成二十八年十一月十三日 25 もっと見る
- 貯蓄する如くに集めたる枯れ枝で編まれる燕の巣作り 平成二十八年十一月十二日 20 もっと見る
- はじめてのキスするようにせんべいを鹿に与える伝わる野生 平成二十八年十一月十二日 16 もっと見る
- 海にもね事情があって荒れるのです僕らはそれを崇めるのです 平成二十八年十一月十一日 23 もっと見る
- 一握の麦の種籾握りしめ春分の日の太陽崇む 平成二十八年十一月十日 20 もっと見る
- 緑の田緑の畦道満天の夏の星空田舎の生活 平成二十八年十一月七日 20 もっと見る
- また僕は誤解している秘め事をあの満月に暴かれてしまったと 平成二十八年十一月五日 16 もっと見る
- いつか来る東京タワーが倒れる日出来る備えを怠らぬよう 平成二十八年十一月五日 12 もっと見る
- アフリカの太鼓となって踊りたい大地よ僕を奏でておくれ 平成二十八年十一月三日 18 もっと見る
- アスファルト心臓みたいな色をして干からびかけたミミズの死骸 平成二十八年十一月二日 17 もっと見る
- 風そよぐ大きなガジュマルの陽だまりで漂流していた本を乾かす 平成二十八年十月二十九日 19 もっと見る
- コバルトの切子グラスに一輪の儚き花を淑やかに挿す 平成二十八年十月二十三日 24 もっと見る
