灰色猫さん
のうた一覧
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まだ君がお姫様だったころ共に見上げた星座を仰ぐ
平成二十八年十二月十六日
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夕立のプレゼントを受け取って輝きはじめる夏のプールは
平成二十八年十二月十二日
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嗚呼これはなんて素敵なFeelSoGood星空からのサウンドみたい
平成二十八年十二月十一日
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まあさ様へ。詠み見直しました。す...
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そうやって春を駆け抜けいつだって夏の足音探していたね
平成二十八年十二月十一日
18
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鱗雲茜に染まり竜となりやがて闇夜の月光となる
平成二十八年十二月十日
26
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憂鬱な気分のときは清流の山女魚となりて雪解けを待つ
平成二十八年十二月九日
28
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火葬されわたしは空になれましたどうかわたしを忘れてください
平成二十八年十二月七日
13
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柔らかな真竹で編んだ花籠を野山の花の四季で彩る
平成二十八年十二月六日
25
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生まれたて赤ちゃんメダカを共食いす親メダカから隔離しておく
平成二十八年十二月六日
16
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米を食うもうもくもくと食ってみる迷いはあれど日本人でした
平成二十八年十二月五日
21
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水色の空へと落ちて轟いて閃光刹那儚く消ゆる
平成二十八年十二月五日
15
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数万年星を占い祈っては地球も未だ旅の途中で
平成二十八年十一月三十日
24
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里山の有志たちが集まって森に光を入れる相談
平成二十八年十一月二十九日
24
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狼に生まれ損ねた野良犬が昇る満月じっと待ってる
平成二十八年十一月二十九日
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じいちゃんも感じただろうこの想い月の明かりを感じるままに
平成二十八年十一月二十八日
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もうずっと昔はここは海でした地層が諭す海の成り立ち
平成二十八年十一月二十八日
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この花はフライングするつもりがドンピシャで咲いちゃったはず
平成二十八年十一月二十七日
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秋桜のなびく花びら一枚になって世界に吹かれていたい
平成二十八年十一月二十七日
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不条理なテロに怯えるこの世界マングローブを植える人がいること
平成二十八年十一月二十五日
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朝夕のそよぐ爽風冬めいて布団纏いて寝床へ入る
平成二十八年十一月二十五日
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