灰色猫さん
のうた一覧
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鉄壁を造ったつもりが砂でした海がわたしの涙をのんだ
平成二十九年四月十四日
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進化上海を忘れた植物の追憶として水杉はある
平成二十九年四月十三日
13
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心象に夕立は降る夏の日のほたるのひかりが途絶えし夜に
平成二十九年四月十三日
17
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名前なき流星があった証明にきわめて薄く瞳切られる
平成二十九年四月十三日
14
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南国の夏が詰まったコルク瓶ただ砂浜に漂うており
平成二十九年四月十二日
14
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コカコーラ瓶を鳴らして乾杯す朝日がのぼる麦わら畑で
平成二十九年四月十二日
17
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星々をさえぎることなく澄み渡る空気のような人になりたい
平成二十九年四月十一日
18
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河川ゆく蒸気船のごと進みゆく路面電車は海へと向かう
平成二十九年四月十日
14
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天の川銀河系宇宙の片隅のきらめく海に折り紙の舟
平成二十九年四月十日
18
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指先と指先とがふれるようわたしは水と密約を結ぶ
平成二十九年四月九日
18
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君の編む毛糸が夏の草原にかわりつつある陽だまりのなか
平成二十九年四月九日
23
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しっとりとトマトの皮を剥くときのゆびさきが聴く太陽の歌
平成二十九年四月八日
27
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たましいがこころの澱をはくときのためいきひとつ森へと帰る
平成二十九年四月八日
21
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洞穴にもののふひとつ躯あり刀抱きつつ骨と化しつつ
平成二十九年四月七日
18
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恒星が死んでしまった太陽系銀河のひかりをひたすら浴びる
平成二十九年四月六日
14
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赤道のちいさな村にまっぴるま奇跡のように雪が降った日
平成二十九年四月六日
14
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いたずらな子猫の爪を切っていたこと思い出しつつひとり爪切る
平成二十九年四月五日
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押入れの闇で発展する国にLEDの太陽あびせる
平成二十九年四月五日
14
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おおかみの夢を見ながら眠るころカーテンが嗅ぐ満月の香
平成二十九年四月五日
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猫耳が地球を支配す文明で化石となって発見されたい
平成二十九年四月四日
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