灰色猫さん
のうた一覧
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鈴虫が眠りの鈴を終えるとき私の秋がまぶたをひらく
令和四年八月二十一日
3
バンプオブチキンのファイター...
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仰向けの蝉を拾って問いかけるあなたは愛し愛せましたか
令和四年八月二十一日
8
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授かった翅を震わせ生き抜けぬ私は鳴かない蝉を生きてる
令和四年八月二十一日
8
授かった熱量を消費せずに死んでし...
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溶岩にのまれし街を思いつつ火の祭りへと足を運びぬ
令和四年八月十九日
3
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私よりのたうちながら震えてる路上の蝉の方がきれいだ
令和四年八月十九日
8
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花火ってきれいできれいでいいですね美しいからさみしいなんて
令和四年八月十七日
8
歌会ぶちあげといて困ったこと...
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ひやしあめ美味ってわけじゃないけれど喉が欲しいと言っているから
令和四年八月十七日
8
コンビニに行けば美味しいドリンク...
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雨の夜に壮大に鳴る風鈴がショパンと遊ぶピアノのようだ
令和四年八月十六日
8
全国区はむず楽しい!
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手鏡に密か密かに問いかけるもしやあなたは日の神ですか
令和四年八月十六日
6
卑弥呼氏は一体どこで生きたの...
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ひやしあめ元気がでたなコンビニに置いてないのかさみしいな
令和四年八月十六日
5
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もう何が何やらみんな茂ってる何が何やらみんな咲いてる
令和四年八月十五日
10
うるとらぱくり作品。 ...
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太陽に噛みつくように輝きて真っ赤に吼えろブーゲンビリア
令和四年八月十二日
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粉糖が降りゆくたびに降るたびに銀世界となるドーナツを食む
令和四年八月十二日
4
むずかしい・・・。
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渡世として桃に名前を授けゆく仏が愛でるものであるゆえ
令和四年八月十一日
7
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幾たびも人魚を見たと海女がいう海がきれいな証なのだと
令和四年八月十一日
5
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粉砂糖ふりゆくたびに降るたびにドーナツたちが銀世界となる
令和四年八月十一日
4
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光とはなんであるかもわからずにいのちに似せた星座をつくる
令和四年八月十一日
6
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美しくなる水であるなど知らぬまま泉で冷やす化粧水の瓶
令和四年八月十一日
4
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ひまわりをしかと寝かせて置く人が夏と秋とを分断しゆく
令和四年八月十日
7
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我が指がつぎつぎ生ゆるどくだみの庭に敗るる夏を生きおり
令和四年八月九日
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