河のほとりさん
のうた一覧
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幾里か風渡りゆく野に畑に草木をとほく吹きならすなり
平成二十三年九月二十六日
8
「鳴らす」と「平す(倒し平らにす...
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月影の宿りかつ散る露の間もまぼろしならで逢ふよしもがな
平成二十三年九月二十六日
5
「まぼろしならで」=月光に結ぶ幻...
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漏らさるる音にぞしるき激つ瀬の谷に砕くる霧の底かな
平成二十三年九月二十五日
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「しるき」=はっきりしている。く...
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あらしには分かるる峰の夕雲につれなき月の影ぞさしける
平成二十三年九月二十四日
8
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夕風に乱るる野べの行くすゑに宿りも知らぬ旅人の影
平成二十三年九月二十三日
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恋ひ恋ひてたづね入るさの山の端に月惜しむがにきりぎりす鳴く
平成二十三年九月二十三日
7
「がに」=かのように。先ほどもう...
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野分さる朝の光まとふ羽のただひとすぢに渡れこの空
平成二十三年九月二十二日
8
今日の朝の情景。台風一過。
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侘しさやわが衣手にあまりぬる秋の草木にすがる夕露
平成二十三年九月二十二日
9
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わが千たび物思ひ暮らす宿りにはただ村雨の雲ぞ訪らふ
平成二十三年九月二十一日
13
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沖つ鳥むせぶを霧の導にてやがて隠れる舟の影かな
平成二十三年九月二十日
9
全ての要素をまとめきれず、半日か...
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藻塩やく煙もなびく方を絶え霧の底なる浜庇かな
平成二十三年九月二十日
10
「浜庇」=漁師の家
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あくがるる世の果ての空澄むほどになほよすがなき心なりけり
平成二十三年九月十八日
7
「あくがるる」=心がそれに引かれ...
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をとめ舞ふかがりの夜のまぼろしは月にほのめく萩の花光
平成二十三年九月十七日
17
「かがり」=かがり火の略。「ほの...
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何となくうつろふ空をながめつつ風とさまよふ秋の夕暮れ
平成二十三年九月十六日
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夏の疲れがどっと出ている。何もや...
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遥々と空をゆく声の清けさよ鳥やかなしき人も聞くらむ
平成二十三年九月十六日
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「らむ」=今頃~しているだろうか...
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世につらき心ばかりは訪れて霧立ちこめる山のしづけさ
平成二十三年九月十六日
8
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身に枯れて久しきなみだ秋の野の露ばかりには思ひ出づべし
平成二十三年九月九日
10
心なき身にもあはれは知られけり…
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秋草にちぎり結びし葉の露はつらき玉の緒たえてこそ散れ
平成二十三年九月八日
17
「玉の緒」=命。玉は露の見立て。
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月清に照らす浅茅が風を無み空に尽きせぬ松虫の声
平成二十三年九月七日
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こんなに穏やかな夜は久しぶりな気...
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山なしの闇のうつつが共に散り花やとむらふ夢のおもかげ
平成二十三年九月七日
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「闇の現」=闇の中の現実(逢瀬)...
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