河のほとりさん
のうた一覧
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山路には雲吹きはらふ風もなく静けき木々にタ立のふる
平成二十五年六月十七日
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ほととぎす汝が鳴く頃は五月雨の晴れても絶えぬながめをぞする
平成二十五年六月九日
5
ながめ=物思いにふけること。「長...
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木陰ある庭をば過ぎてほととぎす照る日にむせぶ水無月の空
平成二十五年六月七日
8
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水無月の照る日を避きて来し森にほととぎす聞く風のすずしさ
平成二十五年六月四日
4
歌会は久しぶりの参加です。水無月...
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静かなる木々にさみだれ降り初めて山ほととぎす鳴くを待つかな
平成二十五年五月三十一日
11
咋日、三浦葉山町の仙光院付近にて...
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あらし吹く草木さわぐを聞く人のいかに住むらむ深山辺の里
平成二十五年五月三十日
8
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ほととぎす待ちに待つ夜は来鳴かぬにもの思ふ時ぞ声聞こゆなる
平成二十五年五月二十九日
4
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五月雨の空むなしくて時鳥よすがもなしと音をや鳴くらむ
平成二十五年五月二十日
10
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思ひやるべくも晴れねば山風の吹きてかひなき五月雨の雲
平成二十五年五月十三日
6
上句=なまじっか、心を晴らせるよ...
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郭公あはれを知らばあやめ咲く池のほとりに来てもかたらへ
平成二十五年五月十二日
3
鳴くやさつきのあやめ草…
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はるかなる草木そよぐは我が袖を過ぎぬる風の吹くにかあるらむ
平成二十五年五月八日
9
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ほととぎす心のかぎり我が宿に初声待つは卯の花の頃
平成二十五年五月五日
4
「憂」と「卯」。
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心あらば山ほととぎす来ても鳴け月の光に卯の花の咲く
平成二十五年五月五日
6
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朝凪ぎの島の辺りの有明に鳥の鳴くなる声の清けさ
平成二十五年五月五日
5
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草そよぐ風のしばらく止みぬればやがて暮れゆく野辺のしづけさ
平成二十五年五月三日
7
やがて=そのまま、すぐに。
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うぐひすの松をば離れでここら鳴くはうらみに思ふ春もなしとか
平成二十五年五月一日
3
松=四季に関わりない、常緑のとき...
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寂しさの心やらざるままに我がゆくへに霞むとほき山々
平成二十五年四月二十日
11
※修正しました。心やる=心なぐさ...
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藤の花そよぐ影さへむすびては水の底なる波ぞ立ちける
平成二十五年四月十八日
7
水面の像を水底のものと見るのは古...
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野の道のわが行く末は霞めれどなつかしき声にうぐひすの鳴く
平成二十五年四月十八日
3
なつかし=心ひかれる
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いつしかと待たるる花ようつろへばつひにかなしきものと知りつつ
平成二十五年四月十四日
7
つひに=結局
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