白川剛さん
のうた一覧
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七月の風はまだきも秋めきて今年の夏ぞ心もとなき
平成二十三年七月二十六日
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朝晴れて青葉の下を歩きしに木の間より漏る初蝉の声
平成二十三年七月二十四日
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夕立ちて雨風すさぶわが庭のひまはりしげくかうべ振るなり
平成二十三年七月二十三日
13
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白百合の花の香ほのとにほひけり月もさやけき夏の宵かな
平成二十三年七月二十二日
13
どうしても凝った歌を詠もうと思っ...
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夕されば青田をわたる風も来て愛づるかに鳴く牛蛙かも
平成二十三年七月二十一日
9
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風吹かば水も降らまし吹上げに遊ぶをさな子見つつ思ほゆ
平成二十三年七月二十日
7
まさかいっしょになって遊ぶわけに...
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炎ゆる日の大路の辻に植ゑられし苦瓜に黄の蕾ありけり
平成二十三年七月十九日
12
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砂浜にをとこをみなの遊ぶらむ濯ぎのひまに聞く遠花火
平成二十三年七月十八日
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勝手にお話を作っていますが、残念...
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橘の香のにほひたつ地下街をあとに見上げし夕立の雲
平成二十三年七月十七日
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初夏の橘と夕立とでは季節にずれが...
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薄衣に日のさしてこそつやめけれ道にさやけく咲ける昼顔
平成二十三年七月十六日
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この道をしげく車の行き交へば腐さるるかに十薬の花
平成二十三年七月十五日
5
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日ざかりにとどろき残し去りぬるを恥ぢしらふらむはたた神はも
平成二十三年七月十四日
4
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いはばしる垂水のことに高ければ降りくる水もなかばにて消ゆ
平成二十三年七月十三日
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五月雨の過ぎにし那智の大滝の滝見の台はそぼちぬるかな
平成二十三年七月十二日
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山峡の夕べの宿に端居して暮れゆくほどに河鹿鳴くなり
平成二十三年七月十一日
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山の辺を出でて河原に佇めば照り映ゆ白き巌美しも
平成二十三年七月十日
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夏来なばつねは訪はれぬ山峡の澄みわたりたる水し思ほゆ
平成二十三年七月十日
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