原 沙良葉さん
のうた一覧
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あつあつのカルボナーラにふる胡椒 落ちる時間が永遠なのね
平成二十三年七月二十五日
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アスファルト向こうの影を追いかけた 過去か未来か 今は夏です
平成二十三年七月二十七日
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「アスファルト」5首目
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抱き合ってタオルケットに いま僕らの影もどこかで愛し合ってる
平成二十三年九月六日
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「影」1首目。
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ぎらぎらと炎天下の降る夏だった 向日葵影のアタマを踏んで
平成二十三年九月六日
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ほんとうは手なんかつないでないのにね 青空わらってみたかげおくり
平成二十三年九月六日
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「影」4首目。
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昨日までひざを抱えるためだったこの手は今日から君とつないで
平成二十三年七月八日
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立ち上がって、君と一緒に。部屋の...
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おもいおもいおもいと呻く僕だけど君へのおもいは例外なんだ
平成二十三年七月九日
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世の中に人の来ることうるさけれ ...
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ふよふよと涙でふやけた感情を抱きしめたまままた君を待つ
平成二十三年七月十日
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光彩が光った 鼠を前にした猫みたいなかおした君のキス
平成二十三年七月十一日
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た べ ら れ る。君になら、ほ...
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スカートを履かないのが信条なのです あぐらをかく娘はお嫌いですか?
平成二十三年七月十二日
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短パンくらいは考慮してあげようか...
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一八年すごした海は胸に秘め新たな海へぼくは旅立つ
平成二十三年七月十二日
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ありがとう、僕はまた別の町で同じ...
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愛という字はいつだってその線の多さに自ずから潰れてく
平成二十三年七月十二日
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枡野浩一 「もう頬づえをついても...
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「どうか僕が生きますように」と「どうか僕が死にますように」を繰り返す朝
平成二十三年七月十三日
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一人たたずむ。
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傷ついた事実が後ろめたくなる夜は傷痕を数えて眠る
平成二十三年七月十九日
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転んだのは走ってたからと気が付いた気が付けたのはあなたのおかげ
平成二十三年七月十九日
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オラクルの鉢植えに白のカーテンの縫い目に光る、ほら君の愛
平成二十三年七月二十二日
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枡野浩一「もう頬づえをついてもい...
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熱帯夜空からなにが降りてくるのか当てっこする遊びをしよう
平成二十三年七月二十四日
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アスファルト照り返される罪状に断罪される わたしはひとり
平成二十三年七月二十七日
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「アスファルト」7首目
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