元円さん
のうた一覧
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蝉時雨まだ降り止まぬあばら家はまだ夏のまま我を迎える
平成二十三年八月十六日
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退院しました。今年の夏は病院で過...
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退院の予定を記した日めくりを破って気づく終戦の日
平成二十三年八月十四日
3
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大空に自由を知ったカナリアは二度とカゴには戻れぬだろう
平成二十三年八月十四日
3
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二ヶ月を思い起こして窓の外空がしらめば退院の朝
平成二十三年八月十三日
5
明日退院です。
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もし僕が最後の蝉になったならそれでも一人鳴くのだろうか
平成二十三年八月十一日
5
最後の蝉は鳴くんじゃなくて泣くん...
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堤防に背丈の伸びた影法師朝の日差しも柔らかくなる
平成二十三年八月十一日
1
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八月十四日から五月二九日を引いて潜伏期七八日とする
平成二十三年八月十一日
1
もし僕の歌を読んで下さってご存知...
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夏空に花火が祭りのフィナーレを告げると僕は日常へ帰る
平成二十三年八月十日
3
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居座った暑気を空から払うよう花火轟き秋風を呼ぶ
平成二十三年八月十日
2
昨日高知市は花火大会でした。
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病院と家とのギャップに落ち込んだ試験外泊退院近し
平成二十三年八月十日
2
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猛暑日といえども楡の木陰より涼風流る秋の立つ朝
平成二十三年八月十日
8
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まだ何を求めるのだろう自らの欲の深さに狂おしくなる
平成二十三年八月八日
3
最初に診断された時の予想を超えて...
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まだ何が足りないのかがわからない人に混ざって生きて行くには
平成二十三年八月八日
4
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ゼンマイの途絶えたように樹の蝉の地上に墜ちて二度と動かぬ
平成二十三年八月八日
3
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ゆく夏の記憶を残すアスファルト乾いた蝉の骸ころがる
平成二十三年八月五日
4
晩夏です。
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一日で廊下を百本歩いたら元に戻ると願をかけた日
平成二十三年八月五日
5
リハは時間との闘いです。必死でし...
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球場に溢れるノイズ切り裂いて青空にむけ白球消える
平成二十三年八月二日
3
ホームランの瞬間
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甲子園の季節になると先立った友のユニフォーム姿が浮かぶ
平成二十三年八月二日
4
野球部の同級生のなかで一番丈夫そ...
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マジックでリハビリ室の木の椅子のその裏側に「頑張れ」と書く
平成二十三年七月三十一日
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入院生活も終わろうとしています。
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狂おしい耳鳴りに似た鳴き声は思い遂げずに生きすぎた蝉
平成二十三年七月三十一日
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