ゆうくんさん
のうた一覧
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文字盤は 白いフォントに 冬銀河 止まる時間は 星の周期で
平成二十六年十二月十九日
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双子座のひかり 梢の窓にみる 冬のパズルの かけら空から
平成二十六年十二月十八日
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並ぶ木の 簡易包装 細雪 贈る景色を 空のリボンで
平成二十六年十二月十八日
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雲の名は 海図のかけら あの空に はやぶさ二号 船は銀河に
平成二十六年十二月十八日
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初雪に 染まるツリーは 空からの 旅を記した 白い記念碑
平成二十六年十二月十七日
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綿帽子 架ける街並み この道を 歩くあなたに 雪のリボンを
平成二十六年十二月十七日
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街角に ひととき光り 消える薔薇 贈る吐息の 白い花束
平成二十六年十二月十七日
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寒き夜は 蜜柑の皮を 手の平に 二人並べて 冬の衣装に
平成二十六年十二月十六日
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木の葉降る 街のジオラマ 水の江に 舟を浮かべて 巡る季節を
平成二十六年十二月十六日
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十二月 風の汽笛と ともに舞う 道に銀杏の船出 空への
平成二十六年十二月十六日
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一冊を ピアノにかえて 詩を開く めくるページに 弾いた一音
平成二十六年十二月十五日
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文字という 時の黒鍵 ならぶ海 冬の音色を探す 中也に
平成二十六年十二月十五日
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その靴に 鳴る足音の コンサート 過ぎゆく時代 街のホールで
平成二十六年十二月十五日
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物語 描いてきえる 青空に あの冬雲が 白いヴィアンカ
平成二十六年十二月十三日
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葉が描く 海へのレールを 辿る旅 銀の薄野 標べなき道
平成二十六年十二月十三日
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胸の葉が ひとひらの地図 降り注ぐ 白い陽射しを 辿るふるさと
平成二十六年十二月十三日
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コスプレの 衣装並べて 冬の街 今日の私は エルサメイクで
平成二十六年十二月十二日
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なつかしの 三角形の きみの指揮 冬の夜空に 灯すシリウス
平成二十六年十二月十二日
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オリオンの パズルを探し その指が 引く流れ星 空の定規に
平成二十六年十二月十二日
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手のひらは 白いオデット 手袋に 添える右手で 日々をデザイン
平成二十六年十二月十一日
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