ゆうくんさん
のうた一覧
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柊の 緑のバッチ 胸に会う 冬の陽射しを 湛えあなたに
平成二十六年二月三日
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線路には春への指が梅一枝 風の踏切 あがる空まで
平成二十六年一月三十一日
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梅が枝は 時の踏切 線路には 花の遮断機 白いラインが
平成二十六年一月三十一日
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街角に 木彫りの夢を 一つ置く 冬の梅が枝 蝶を待つ指
平成二十六年一月三十一日
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耳は聴く 青い静脈 静かなる 川の流れを 青いドナウと
平成二十六年一月二十九日
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この星の冬の寒さを唇に セシル セシボン 青いセシウム
平成二十六年一月二十九日
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冬空の色のソムリエ一月は 志村ふくみの青が似合いて
平成二十六年一月二十九日
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空の詩を 春曙を待つ君に 冬は東雲 贈る明け星
平成二十六年一月二十九日
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窓辺には 春待つ枝を キャンドルに 君は吐息の 雪を降らせて
平成二十六年一月二十七日
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その声は 希望のマッチ 星空に 吐息で点ける 冬の炎を
平成二十六年一月二十七日
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冬銀河 あなたの息の なかにある 白い星空 風に流れて
平成二十六年一月二十七日
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一幅の 冬の屏風を 青空に 開く隼 風の彼方に
平成二十六年一月二十六日
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風開く 星椋鳥の翼には 冬の星座が 巡る銀河を
平成二十六年一月二十六日
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冬の色 その唇に咲く花は 空に扉を 開く静かに
平成二十六年一月二十五日
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一月のドライフラワー 霜の花 街を彩る花が一輪
平成二十六年一月二十五日
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草叢に 冬の結実 無窮花が 白い花冠に 宿す花束
平成二十六年一月二十五日
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月影の 白いカラコン 君の眼は 冬の視力で 時を眺めて
平成二十六年一月二十四日
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瞬きを 彩りと呼ぶ 冬の月 雲は時には 雪の絵巻きに
平成二十六年一月二十四日
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清らなる 下弦の光り 一月の 空は見つめる 街の姿を
平成二十六年一月二十四日
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一月の あなたはスワン 冬影と 街にワルツを 踊るオデット
平成二十六年一月二十三日
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