ゆうくんさん
のうた一覧
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冬空に 赤い三日月 夢色の 蠟燭の火が 明日を照らして
平成二十三年十二月二十三日
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面影を 夜に残して 三日月は 笑顔のままで 青空に去り
平成二十三年十二月二十三日
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冬空を 支え古木の 巨人立つ 風がギリシャの 歌劇舞う夜に
平成二十三年十二月二十二日
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冬緑 せんりょう揺れる 風の辻 赤く輝く 幸の実をのせ
平成二十三年十二月二十二日
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月影に 花水仙の 染まる道 冬の寒さを 歓びに変え
平成二十三年十二月二十二日
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冬兎 月雪原に 踊る朝 風歌響く 空の宴に
平成二十三年十二月二十二日
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風の歌 君と楽しむ 街路樹が 冬に演じた ギリシャ悲劇を
平成二十三年十二月二十二日
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いま街は 彫刻の森 冬空に 古木のロダン 高く聳えて
平成二十三年十二月二十二日
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来る年の 夢を語らん 青空と 風の言葉に 耳をすませて
平成二十三年十二月二十一日
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小春日に 白き山茶花 咲きにけり 雪の涙を 庭に散りばめ
平成二十三年十二月二十一日
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この年の 残りの日々の 愛しさを 空に数える 有明けの月
平成二十三年十二月二十一日
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月の舟 寒波涙と 光る夜に 夢よ旅立て 雪の銀河へ
平成二十三年十二月二十一日
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君の夢 乗せて聖夜に 船出する 朧月いま 霧の港に
平成二十三年十二月二十一日
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竜はいま 星降る海に 春を待つ 光る七つの 夢を抱きて
平成二十三年十二月二十日
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明け月は 雪の銀河に 浮かぶ舟 龍舞う歳の 海をめざして
平成二十三年十二月二十日
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川浪に 流れる 白き冬の灯は 街を彩る 雪色の花
平成二十三年十二月十九日
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冬の灯が 照らす椿の 葉の色は 山より深き 静けさの青
平成二十三年十二月十九日
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寒き中 君の瞳の温もりが 心暖む 季節始まる
平成二十三年十二月十九日
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凍星の 篝り火燃ゆる 冬の能 謡いの風に 舞う月の姫
平成二十三年十二月十九日
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雪雲の 羽衣纏い 月姫の 舞台は廻る 冬の銀河に
平成二十三年十二月十九日
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