ゆうくんさん
のうた一覧
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陽の色は 四月のリボン 若草を 春あたたかき 雨に束ねて
平成二十四年四月十一日
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光りから 生まれた命の 輝きを 花は伝える 春の言葉で
平成二十四年四月二十七日
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五月いま 君が生まれた 青空に 誕生石の色の雨降る
平成二十四年五月十日
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緩やかな 風の速さで 君と行く 葵祭の 早緑の道
平成二十四年五月十五日
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青空を めざし緑が 走り出す ゴーヤ五月の 風を型どり
平成二十四年五月十六日
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言葉とは 倒れぬ一樹 この歌を 五月二人の 記念樹とする
平成二十四年五月三十日
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水色の 桜の園は 夏に咲く 道に静かな 紫陽花の青
平成二十四年六月一日
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水無月の 空は似ている 君の眼に 湛える夏の 夢の青さに
平成二十四年六月五日
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梅の雨 夏の果実に先駆けて 香る緑の 一色の雨
平成二十四年六月十一日
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人は皆 心に夏の 空を持つ たとえれば蝉 白亜紀の恋
平成二十四年六月十五日
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いまごろは 青い空への ちいさんぽ 海に天使の 梯子ゆくころ
平成二十四年六月三十日
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宝石は 光りの記憶 この夏の 花火ふたりの 星に願いを
平成二十四年七月十五日
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鳥一羽 紅葉の塔を 登りゆく 秋風青い 空に会うため
平成二十四年十月二十二日
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月の夜は 音なき音を 空に聴く 初雪の譜が 風に舞う日は
平成二十四年十二月五日
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人生が ラブソングなら いま降るは 忘れぬための 紅葉ひとひら
平成二十四年十二月十四日
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菜が歌う 名もなき幸を 唇に 囁き啜る 七草の粥
平成二十五年一月七日
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君とゆく 風待つ草の 降る道に 花よ小さな 足音であれ
平成二十五年三月十九日
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七色の ト音記号を 描けたなら 卒業の空 鳶は眩しく
平成二十五年三月二十一日
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雪の花 灯るが如く 街に降る 冬の水仙 贈るあなたへ
平成二十五年十二月二十六日
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冬時雨 あなたと歩く 野の花に 星の光りが 宿る小径を
平成二十五年十二月二十七日
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