ゆうくんさん
のうた一覧
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風の盆 鳥の羽ばたき 指先に 描いて回る おわら恋歌
平成二十三年九月一日
4
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この星が 生まれた朝に 描かれた 雲の壁画が 幕あける秋
平成二十三年九月一日
4
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風立ちぬ 青い地球の 裏側に 雲の壁画が 聳え立つ日に
平成二十三年九月一日
2
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秋じめり 夜風に消えた 雨音に 光る音色を 虫は奏でて
平成二十三年八月三十一日
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蘭揺れて 窓辺に響く 風の歌 花の釣瓶に 朝日流れて
平成二十三年八月三十日
1
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そよ風に 季節の夢を 歌う鳥 木の葉流れる 音にあわせて
平成二十三年八月三十日
3
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秋風に 鳥影色の 和の文字は 木の葉の旅を 雲に描いて
平成二十三年八月三十日
1
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螻蛄の鳴く 空き地の雨に 咲いていた 夜という名の 艶やかな花
平成二十三年八月二十九日
1
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母の待つ ふるさと遠く 白粉の 夢一輪の 花は薫りて
平成二十三年八月二十九日
1
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螻蛄鳴けり 耳に一縷の 夢残し 夜明けとともに 眠る地の歌
平成二十三年八月二十九日
2
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秋風の 櫛かき揚げし 乱れ雲 空に艶めく 黒髪の雨
平成二十三年八月二十九日
2
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朝市の 棚に見つけた 豆鯵の 背に光る海 秋のそよ風
平成二十三年八月二十八日
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山道に 緑 化粧の 雨に濡れ 白粉花の 紅がさす森
平成二十三年八月二十八日
2
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秋風の海を 泳いで 空のはて 小鯵の雲は 青空に消え
平成二十三年八月二十七日
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せめてもの 未来への夢 詩にかえて 暮れゆく街に 恋歌奏でり
平成二十三年八月二十六日
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風の色 変わる季節に 秋の蚊は か細き歌を 残し消え去り
平成二十三年八月二十六日
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明け空の 川底に咲く 月影は シロツメクサの 白き花びら
平成二十三年八月二十六日
3
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山椒の 実は鎌倉の 雨にはぜ この山の香を 風に伝えり
平成二十三年八月二十五日
5
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爆去りて 人無き村に 花は咲く 飯館村の 秋に哀しく
平成二十三年八月二十三日
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一粒の 露に始まる 雨の曲 霧に隠れて 秋を奏でて
平成二十三年八月二十三日
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