透子さん
のうた一覧
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あのひとの歌声さえも今はもう揺らぎ失う陽炎の果て
平成二十四年七月十六日
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鬼燈のあかい衣をわたくしも纏へるといい傷つかぬやう
平成二十四年七月十二日
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わたつみの底に真珠と成り果てて言葉も愛も捨ててしまへと
平成二十四年七月十一日
4
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気づいたら母の付けてた香水と同じ小瓶が並ぶ鏡台
平成二十四年七月七日
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好きですと告げる代わりに君の背のかさぶたを剥ぐ僕の指先
平成二十四年七月七日
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雨音に詩のなき歌を聴きおれば夢を染めゆく柔らかな青
平成二十四年七月三日
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あじさいの花に宿りし夢の露小鳥も雨にまどろむ朝に
平成二十四年六月十三日
6
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旅ゆきて長く戻らぬ君の手に送るすべなきまつの絵葉書
平成二十四年六月十一日
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「本当にそれでいいの?」と人が問うわたしの本気を量るな外野
平成二十四年五月二十日
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初夏の風に踊る葉末の影淡く乙女の頬にさざなみ立てり
平成二十四年五月十八日
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恋の灯は六弦の音に燃ゆるらし楽譜の上に縁を結ぶ
平成二十四年五月十四日
4
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綴られし文字の並びに託されたあなたの紡ぐ世界を見たい
平成二十四年五月十四日
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鉄琴のしゃらしゃらと鳴る窓辺にて彼方の星の歌声を聞く
平成二十四年五月七日
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この目には躑躅の色も褪せにけり君を送った五月雨の朝
平成二十四年五月四日
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咲き誇る花に我が目は惹かれども皐月に萠ゆる緑の匂ひよ
平成二十四年四月三十日
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地に足をつけて歩めと云うひとの意味をなくした幻想の墓
平成二十四年四月二十八日
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その腕の目指す高さも知らないで青く目醒める木々の新芽よ
平成二十四年四月二十八日
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逢えぬ日に投げた言葉は届かずに二度とまみえぬ錯覚をする
平成二十四年四月二十日
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ゆく道の枝にさくらは散り果てて二度目の華を風に咲かせし
平成二十四年四月十七日
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葉ばかりになりしさくらの枝々にふくら雀の宿る雨の日
平成二十四年四月十五日
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