透子さん
のうた一覧
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窓枠と硝子で切り取る静寂に独り歌いて待ちいる夜明け
平成二十三年六月二十九日
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紫陽花に纏ひつきたる黒揚羽花の噐の受けたる泪雨
平成二十三年六月三十日
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宵の道のひとつ途切れた街灯に深まり揺らぐ夏の夜の色
平成二十三年七月一日
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この距離を縮めるすべも知らないの指も心も触れられぬまま
平成二十三年七月十五日
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宛先を決めずに走らす筆先もいつのまにやら君あてになり
平成二十三年七月十七日
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流れゆく涙の理由を胸に問う我慢するのは慣れてたはずで
平成二十三年七月二十日
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暗がりに膝を抱える子の如きわたしの心に寄り添う君よ
平成二十三年七月二十二日
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雨音の降り積む部屋にうずくまりあなたの声をひとり待ってる
平成二十三年七月三十一日
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風もなき天に向かいし水鏡行き交う雲を掬う手のひら
平成二十三年八月九日
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寂しさとあたたかさとが波の如く君の寝息に寄せては返し
平成二十三年八月十八日
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あたたかなその手の記憶を辿りつつ歩む夢路よ君まで届け
平成二十三年八月十九日
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この胸に滾々と湧く言の葉は涙とともに泉の如く
平成二十三年九月二十日
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ただ君のそばにいたいとひたすらに朝には願い夜には祈り
平成二十三年九月二十一日
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蝉の音もついに涸れたる長月に窓辺いろどる秋雨の歌
平成二十三年九月二十六日
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なにひとつ心のままには言えなくて目詰りしてく理性のフィルター
平成二十三年九月三十日
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やはらかな秋に染まれる宵の色星を言祝ぐ鈴虫の歌
平成二十三年十月四日
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誰ひとり顔を合わせず日曜を布団と共に過ごす寂しさ
平成二十四年一月二十二日
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淡い夢の始めと終わりの両端を結び繋いで永遠を模す夜
平成二十四年二月十六日
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旅ゆきて長く戻らぬ君の手に送るすべなきまつの絵葉書
平成二十四年六月十一日
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この足を引きずってきた道程に人間性が点々と落つ
平成二十四年七月二十四日
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