透子さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
夕顔と天とが藍に染めるころ黒ぐろ響く遠雷の歌
平成二十三年八月六日
7
もっと見る
葉ばかりになりしさくらの枝々にふくら雀の宿る雨の日
平成二十四年四月十五日
7
もっと見る
風のない夜にわたしの内側をゆらゆら沈む濁り一片
平成二十四年七月二十二日
7
もっと見る
思い出の砂さらさらと零れ落つ我が両の手に残る哀しみ
平成二十八年八月二十七日
7
もっと見る
雨音のひとつふたつと遠ざかる夏の足音野分とともに
平成二十八年八月三十日
7
もっと見る
なよ竹の姫が繕ふ薄衣は織り上げられし夜半の白雲
平成二十三年七月八日
6
もっと見る
寂しさに無邪気を装う愚かしさ呑んだ言葉は胸に積もって
平成二十三年七月二十一日
6
もっと見る
ほんとうは近づくことも怖くってだけどその手に触れてみたくて
平成二十三年七月二十五日
6
もっと見る
繋がった電話の向こうの遠くから吐息の隙間に響く蝉の音
平成二十三年八月十八日
6
もっと見る
この身体捨てて夜空に昇れたらあなたへと降る星の灯になる
平成二十三年九月二十五日
6
もっと見る
道端に転がる蝉の亡骸に夏は死んだと風が囁く
平成二十三年九月二十六日
6
もっと見る
君の呑む煙草の薫りを消すために洗濯をするときの切なさ
平成二十三年十二月二日
6
もっと見る
春はまだ冷たい風を纏いつつ雪融け水の匂いにひそみ
平成二十四年二月十三日
6
もっと見る
あじさいの花に宿りし夢の露小鳥も雨にまどろむ朝に
平成二十四年六月十三日
6
もっと見る
好きですと告げる代わりに君の背のかさぶたを剥ぐ僕の指先
平成二十四年七月七日
6
もっと見る
かなしみをはや忘るるや雨上がり金木犀の花は終はりぬ
平成二十四年十月二十九日
6
もっと見る
道の端に落ちる紅葉の彩なせど翳るこころの慰めもなし
平成二十四年十一月十四日
6
もっと見る
空蝉の聲に変わらぬ夏を聞くきみに心を揺らしたあの日
平成二十八年八月二十日
6
もっと見る
貝殼よ海なるたましひ持つ君よ割れてお前は何処へ往くや
平成二十八年八月二十一日
6
もっと見る
誰がために装ひたるや夕化粧雨垂れに泣くやうに見えても
平成二十八年九月十五日
6
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
>>