透子さん
のうた一覧
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雨音に細く開けたる窓の外みかん色の灯が優しく滲み
平成二十四年一月二十一日
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忍びくる明けの陽射しのまばゆさに淡く融けたる眠れない夜
平成二十四年一月二十日
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秋風の甘き香りに流れゆく雲の行方を追いかける子ら
平成二十三年十月三日
8
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なにひとつ心のままには言えなくて目詰りしてく理性のフィルター
平成二十三年九月三十日
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独りでは淡い夢への通ひ路も見つからぬまま夜は更けゆき
平成二十三年九月二日
4
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この軋む頭が告げる低気圧頭痛のせいにし雨に紛れ泣く
平成二十三年九月一日
3
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繋がった電話の向こうの遠くから吐息の隙間に響く蝉の音
平成二十三年八月十八日
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風もなき天に向かいし水鏡行き交う雲を掬う手のひら
平成二十三年八月九日
5
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吹く風の水の匂いに揺れている青い稲穂とわたしのこころ
平成二十三年八月二日
7
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夕立が落とす紗幕に融ける道はわたしを何処へ連れてゆくのか
平成二十三年七月三十日
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なき方も拙い蝉の声がする強がるわたしとおなじ泣き方
平成二十三年七月二十七日
3
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水底で月を仰いだ人魚の瞳あなたのいない夢のおはなし
平成二十三年七月十八日
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切なさをその朱色に灼いてゆけ西陽を負うて登る坂道
平成二十三年七月十五日
4
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逃げ足を一歩残して道をゆくそれを狡いとわかっていても
平成二十三年七月十四日
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蝉の音の聞こえぬ木陰で目を閉じる世界に独りと感じる夜明け
平成二十三年七月十三日
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夏の夜に眼つむれば往く風に赦されることを夢に見てをり
平成二十三年七月十二日
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