高島津 諦さん
のうた一覧
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君といる時に幾つも飲み込んだ呼吸を全部口笛にしたい
平成二十四年十一月三十日
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「あの人はそんな人には見えない」と言われぬように針を研ぎをり
平成二十五年四月十四日
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好きな理由なんて聞かれて困るのは何が欠けても好きだからです
平成二十五年十一月二日
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お茶の葉の開く音色を聴いている死ぬことをもっと怖がらなくちゃ
平成二十五年十一月二日
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私では私の理想の人間になれないと知りシンクを磨く
平成二十五年十一月八日
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慎重に涙をこぼす多すぎず少なすぎないように努める
平成二十五年十一月十五日
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世界中敵になったら君一人味方でいたって勝てないじゃない
平成二十五年十二月七日
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遠くまで行きたいのではないけれど次の一歩を続けたいのだ
平成二十五年十二月二十一日
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なぜこんなことにと思いて一心に手を洗うのみでまた暮れる年
平成二十五年十二月二十三日
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これからもきっと私は生きるから好いてくれると嬉しいのです。
平成二十五年十二月二十五日
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疲れたら元気を出すためやりたいと思ってたことが疲れてできない
平成二十五年十二月二十五日
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精神を病んでることと繊細さと芸術センスは別のものです
平成二十六年二月十九日
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ショッキングピンクのコートで何事か挑戦をしたつもりになってる
平成二十三年六月二十日
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死ぬなというあなたの声が真剣で死んでもいいほど満ち足りました
平成二十三年六月二十二日
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濃い雲が靴屋の上を流れてく 追いかけないのは追いつけないから
平成二十三年六月二十四日
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遠出だしひとごみ凄いし空見るしはぐれないよう繋ぎませんか
平成二十三年六月二十六日
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10メートル離して置いた空き缶に釣針投げあうみたいな僕ら
平成二十三年六月二十八日
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若いってことを理由に生きられる桜の季節の夢が覚めない
平成二十三年七月一日
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公園の砂場に描いたミステリーサークルにまだ返事はこない
平成二十三年七月四日
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ねえ誰か、楽しい話をしましょうよ。世界の終わる話がいいな。
平成二十三年七月六日
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