高島津 諦さん
のうた一覧
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タンポポの綿毛のように真っ白に逃げ続けても未来がほしい
平成二十五年十一月十七日
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話したくない僕VSカウンセラー六十分間一本勝負
平成二十五年十二月七日
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ひそひそと咲いている花を見つけては何を思えばいいのと思う
平成二十六年三月三日
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無力感表現するには無力では伝わらないって矛盾が辛い
平成二十三年六月二十四日
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このきずは決して消えないきずだからなをつけましょう きずなといいます
平成二十三年十月一日
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犬のフン持ち帰ろうの看板に描かれた笑顔が今日見た笑顔
平成二十三年九月三十日
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「助けて」と言われただけで助けるの 悪魔みたいな人なんですね
平成二十三年十月五日
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葉が落ちる季節ですので君の手も僕の手の中落としませんか
平成二十三年十月十一日
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真っ黒な鸚鵡の柄の傘贈るから東風に乗り会いにきてよね
平成二十三年十月十三日
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あまりにも強く君が手を握るのでさみしくなって泣いてしまった
平成二十三年十月十八日
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損得で計算されたらこんなにも捨てられることが悲しくなかった
平成二十三年十二月十四日
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苦しさを必死に証明してるのは強くなるのをサボりたいから
平成二十四年二月十七日
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一度しか咲かない花で作る庭愛想笑いは見たくないもの
平成二十四年十一月三十日
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月一でセックスできる人の言う「孤独」はゴムより厚いのだろうか
平成二十四年十二月二日
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また一人有名な人が死ぬという特別なことが起きたようです
平成二十五年四月十四日
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履歴書の特技の欄に失恋と書いたら笑えた まだいけそうだ
平成二十五年十月三十日
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立ちなさい息をしなさい痛みなさい精一杯に死に向かいなさい
平成二十五年十一月四日
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今月はもう十四度目の静電気 君が触れないせいなのだろう
平成二十五年十一月八日
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君じゃなきゃ駄目なんだよと言うほどの残酷さがないせいでひとりだ
平成二十五年十一月十日
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真実をひとつ見つけてしまったら多分どこへも帰れぬだろう
平成二十五年十一月二十日
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