環さん
のうた一覧
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ところどころに白き松かさ落ちてゐる橅また橅の道を歩めり
平成二十四年五月二十日
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すこしづつともるまちの灯やまの端はとほくなりゆくほど薄くあり
平成二十四年五月十六日
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初夏の熱にうなされ薔薇の花フェンスの奥にあらはれては消え
平成二十四年五月十四日
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どこへでもゆけるやうな青空にとろける異郷のガラスの駅舎
平成二十四年五月六日
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鳥のこゑを聞きわけながらまだなにも植えられてゐない田を歩みをり
平成二十四年五月五日
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小麦のなかを去りゆく電車 わたくしも先へと進まねばならぬゆゑ
平成二十四年五月五日
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保津川のながれにそひて移りゆくみづいろの空ももいろの空
平成二十四年五月五日
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初夏の風にゆられて小麦畑織りなす白きさざ波を見つ
平成二十四年五月五日
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こんなところにも紋黄蝶ゐて嵯峨野ゆくわたしと山吹と竹の原
平成二十四年五月五日
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歳月をかさねし夢の白鯨の天たかく吹く潮の稜線
平成二十四年五月二日
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松かさはすてられずありかごとともに、わたしとともに初夏の町ゆく
平成二十四年四月二十九日
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薄翅に白く陽のさす常磐木の葉影ふるなかさまよへる蝶
平成二十四年四月二十六日
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ドアノブは冷たくふれて色もなく暮れゆく空に蝙蝠が飛ぶ
平成二十四年四月二十三日
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鉄のドアの前にたたずみ色もなく暮れゆく町の蝙蝠を見る
平成二十四年四月二十三日
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もみぢせる葉影ちりゆく楠に残れる若き青き葉を見る
平成二十四年四月二十三日
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春秋をかさねて青き楠の葉のちりゆくものとちりゆかぬものと
平成二十四年四月二十三日
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春雨の降る音がする 楠を順にめぐつて匂ひ立つ朝
平成二十四年四月二十日
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春雨の降る音がする 菜の花の黄色は届かない場所にあり
平成二十四年四月二十日
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もうやはらかく頬をうつこともなく霧中に浮かぶ街に雨降る
平成二十四年四月二十日
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おもたくて柔くたわめる茎を持ち白詰草に熊蜂垂るる
平成二十四年四月二十日
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