環さん
のうた一覧
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銀杏のかたちを知らないてのひらに球体をただころがしてゐた
平成二十五年十一月二十七日
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もみぢする葉つぱ雨に濡れる葉つぱわたしの足に踏まれる葉つぱ
平成二十五年十一月二十七日
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目をつぶることを知らない太陽が木々の葉を黄色く染めてゐた
平成二十五年十一月二十六日
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日本海の水平線のある場所で「ああ、鳥が」なつかしいひとのこゑ
平成二十五年九月一日
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その虫の翅は黒かつた なにものにも(夕陽にも)染まらない色だつた
平成二十五年八月二十二日
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夏芝の痛みを背に湧き上がる雲のかたちを確かめてゐた
平成二十五年八月二十二日
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しらじらと咲けるひるがほしらじらと上向き咲けるそのひとひらを
平成二十五年八月九日
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青空に渇いた音がするときにちひさく咲いたそのむらさきは
平成二十五年八月八日
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窓際に金魚を飼ひて暮らしゐるあなたへ送る絵はがきの猫
平成二十五年五月二十四日
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塀の高さに薔薇たち上がり一寸だけ背伸びをしても手は届かない
平成二十五年五月二十四日
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バスケットゴールの網は朽ち果ててひとところ光のあたる場所
平成二十五年五月十七日
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夏痩せた身体は風にはこばれて鳥居をくぐれば新しい街
平成二十五年五月十七日
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はるかなる道はるかなる夏雲にちひさく息を吹きかけてみる
平成二十五年五月十七日
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たをやかな風にゆらいだ薔薇のいろはすでにかわいてゐるはつなつの
平成二十五年五月十七日
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白いはなびらの落ちてゐるさみどりの森の何処かに咲くしろい花
平成二十五年四月三十日
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花の名をひとつ知りても、てのひらのあなたのことはなにも知らない
平成二十五年四月二十九日
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くすのきの葉の生えかはる季として今年も春を送らむとする
平成二十五年四月十三日
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乾いた色をしてゐるつばき冷えきつた花弁にゆびをすべらせてゆく
平成二十五年四月十日
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気づいたらそこにはゐない鳥のゐた場所に挿入する青い色
平成二十五年四月五日
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風のはやさでちひさく浮上するさくら(あれは)蝶の翅です
平成二十五年四月五日
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