環さん
のうた一覧
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華やかな色に染まるといふこともなくて桜の葉が落ちてゆく
平成二十七年十月十九日
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夏の音に耳をすませば蝉ばかり鳴く声に蝉の声が加はる
平成二十七年十月十九日
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なめらかな幹には蟻が昇り降り百日紅の花が咲きほこるころ
平成二十七年十月十九日
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強すぎる日射しのなかでひとつづつ高い影ひくいかげを踏みゆく
平成二十七年八月三日
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とことこと身体の軸をみださずに扉のしたへきえてゆく ねこ
平成二十七年四月十九日
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山吹の花びらがゆらめいてゐて風は風としてそれはそれとして
平成二十七年四月十八日
4
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鶯のさえざえと鳴くほーほけきよけきよけきよけきよけきよ
平成二十七年三月三十一日
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可愛いといふ言葉しかゆるされずあなたの顔をこまやかに見る
平成二十七年三月十九日
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古ぼけた赤屋根に紙垂はためいて黒猫はまだこちらを見てる
平成二十七年三月三日
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涼やかな風吹きぬけていつまでも隙間だらけの樹の枝を見る
平成二十七年二月二十日
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注いでも注いでも満たされることの無いやうな愛をあなたへそそぐ
平成二十七年二月三日
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逢ひたいと思ふ気持ちはあの雪の白さのやうにありきたりでも
平成二十七年二月三日
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修飾で愛をかためた返信に日常のことを書いてくる君
平成二十六年十二月二十八日
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あたらしい季節の花が咲きだしてあのころの蝶はまだゆれてゐる
平成二十六年九月二十四日
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あげはてふはまだゆれてゐるあたらしい季節のおとづれを知らぬまま
平成二十六年九月二十四日
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レターセットは切らしたままであたらしいあなたへの手紙を書きだした
平成二十六年九月十日
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夏空に湧きあがる雲をいつからか写真にしようと思はなくなつた
平成二十六年八月二十一日
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色褪せた花びらがなほあぢさゐの花のかたちを彩つてゐた
平成二十六年八月二十一日
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あなたの服がゆつくりと波打つまでの時間を風が吹きぬけてゆく
平成二十六年八月十六日
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紫陽花がすこし朽ちはじめるやうなさういふ湿度を感じてゐた
平成二十六年六月十四日
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