環さん
のうた一覧
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オレンジ色の層をにじませ暮れてゆく町のあはひに漕ぎ出づる舟
平成二十四年四月十九日
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ひともとの楽園 熊蜂が来て白詰草の先にとまれり
平成二十四年四月十九日
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自転車の骨組みゆるく解体し春の風うつ両翼となる
平成二十四年四月十九日
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はなびらと見まがふほどに紋黄蝶さくら舞ひふる鴨川にとぶ
平成二十四年四月十九日
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桃色のしだれ桜をかたはらに平等院の春風は吹く
平成二十四年四月十六日
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薄日さすもみぢの青さたしかめて桜ちりしく宇治の道ゆく
平成二十四年四月十五日
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あたたかい朝もあるから自転車の空気を入れて並木道ゆく
平成二十四年四月九日
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ともしびを順にならべて東大寺鹿はいづこの宿に眠れる
平成二十四年四月七日
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木の肌と同じ色もてあをによし奈良の小鹿のたたずまひ見ゆ
平成二十四年四月七日
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紅白の蓮花咲く東大寺襖の内に風わたりける
平成二十四年四月七日
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もつとたかいところへゆけたら空のやうに僕たちもまた青い存在
平成二十四年四月四日
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紋黄蝶とんでゐる場所 あたらしき部屋に来りて庭を眺むる
平成二十四年三月三十一日
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鈍い青たたへて朝の浜名湖は僕らの高速道路を見てゐた
平成二十四年三月三十日
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緑色の世界を見てゐた虫の眼に燃えるグラジオラスの残照
平成二十四年三月二十七日
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あたたかき風に誘はれ軍艦のただよふ春の横須賀に来ぬ
平成二十四年三月二十七日
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灰色の世界が変はる海の辺にあまねく光ゆきわたるとき
平成二十四年三月十九日
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蟹の爪ひからびてゐる海岸に薄墨色の雲を数ふる
平成二十四年三月十九日
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雲の色をたしかめたくて 水平線 大きな海のはじまりに着く
平成二十四年三月十九日
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あさみどり苔しく幹にてのひらをかさねて遠き沢の音をきく
平成二十四年三月十二日
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円形の波紋を線にならべつつ鴨が水面に描く幾何模様
平成二十四年三月十二日
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