環さん
のうた一覧
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とどめたくもとどまらず去る船は長く永く波紋を残しゆきたり
平成二十三年六月十二日
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薄闇のホームを抜けて無灯火の車両に淡き春の陽の満つ
平成二十三年六月十三日
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大学へ向かふ昇り坂 人並の幸せとしてさくらはな咲く
平成二十三年六月十三日
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どこへでもゆきたくてどこにもゆけない私のめざすゆきさきは 街
平成二十三年六月十四日
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大きさがわからないから 雨をもつ雲と雨をもたない我と
平成二十三年九月一日
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円形の波紋を線にならべつつ鴨が水面に描く幾何模様
平成二十四年三月十二日
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雲の色をたしかめたくて 水平線 大きな海のはじまりに着く
平成二十四年三月十九日
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紋黄蝶とんでゐる場所 あたらしき部屋に来りて庭を眺むる
平成二十四年三月三十一日
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桃色のしだれ桜をかたはらに平等院の春風は吹く
平成二十四年四月十六日
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ひともとの楽園 熊蜂が来て白詰草の先にとまれり
平成二十四年四月十九日
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鉄のドアの前にたたずみ色もなく暮れゆく町の蝙蝠を見る
平成二十四年四月二十三日
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こんなところにも紋黄蝶ゐて嵯峨野ゆくわたしと山吹と竹の原
平成二十四年五月五日
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保津川のながれにそひて移りゆくみづいろの空ももいろの空
平成二十四年五月五日
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小麦のなかを去りゆく電車 わたくしも先へと進まねばならぬゆゑ
平成二十四年五月五日
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ところどころに白き松かさ落ちてゐる橅また橅の道を歩めり
平成二十四年五月二十日
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これよりは下り坂なりふみしむる枯枝の音楽しみてゆく
平成二十四年五月二十日
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初夏のひかりあふるる山林に 風なり 木々の影うごく見ゆ
平成二十四年五月二十日
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鶯の谷わたる声あとにして降り来る山に別れを告ぐる
平成二十四年五月二十四日
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眠りとは慎ましいもの珈琲を深く飲みほすのちの安眠
平成二十四年六月二十六日
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ポケツトに切符はないから朝焼けの燃える地上へ向かふほかなく
平成二十四年六月二十六日
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