環さん
のうた一覧
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木の椅子は秋のひかりに温かく降りやまぬ葉の重さをおもふ
平成二十五年二月十九日
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冬の光を水面に薄くばら撒いて透明な海の底がみえない
平成二十五年三月八日
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明転するひかりの海にくるまれてなのはなの色は視認できない
平成二十五年四月三日
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気づいたらそこにはゐない鳥のゐた場所に挿入する青い色
平成二十五年四月五日
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くすのきの葉の生えかはる季として今年も春を送らむとする
平成二十五年四月十三日
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夏芝の痛みを背に湧き上がる雲のかたちを確かめてゐた
平成二十五年八月二十二日
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落椿雨にくだけてのこされた椿とともに紅々と咲く
平成二十六年四月二十三日
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芥子の花ひとすぢのびて吹きわたる風つよければ折れさうなほど
平成二十六年五月十八日
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あげはてふの翅おだやかに振動し何かが始まらうとしてゐる
平成二十六年五月十八日
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紋白蝶あのしろいいろゆれてゐる路上にはぐれたあのしろいいろ
平成二十六年六月十四日
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紫陽花がすこし朽ちはじめるやうなさういふ湿度を感じてゐた
平成二十六年六月十四日
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色褪せた花びらがなほあぢさゐの花のかたちを彩つてゐた
平成二十六年八月二十一日
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あたらしい季節の花が咲きだしてあのころの蝶はまだゆれてゐる
平成二十六年九月二十四日
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鶯のさえざえと鳴くほーほけきよけきよけきよけきよけきよ
平成二十七年三月三十一日
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華やかな色に染まるといふこともなくて桜の葉が落ちてゆく
平成二十七年十月十九日
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雪降りて真白にならむ大地思ひ幾多の色の現実に立つ
平成二十三年六月七日
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無灯火で自転車こぎゆく暗闇にからだ融けあふもつともつと黒へ
平成二十三年六月八日
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雪ふらすぼんやり白き空ながめ自転車の鍵かちりと閉めつ
平成二十三年六月九日
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傘散らす雪の軽さに身をゆだね誰も通らぬ白き道ゆく
平成二十三年六月九日
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交差点の傍らに立つ郵便ポスト 行き合ふ自動車は絶ゆることなく
平成二十三年六月十二日
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