環さん
のうた一覧
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夏の色の消えゆく里に飛び込んだ枯葉の色をしてゐる蛙
平成二十七年十月三十一日
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新緑のどよめく道をゆきながら小さく礼をしてすれ違う
平成二十八年四月二十九日
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あおあおと夏の蓮の葉かたむいて風のかたちを記憶していた
平成二十八年七月九日
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しらじらと咲く百合の茎縫いとめて小さな蜘蛛が巣を張っている
平成二十八年八月四日
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アメンボは水の流れにさからって泳いでは同じ場所に戻って
平成二十八年九月三日
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羽黒蜻蛉の翅おだやかにはためいて夏の終りを吸い込んでいる
平成二十八年九月三日
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鈍き音軋ませ緩く止まりたる老いし車輛は雪降る中に
平成二十三年六月九日
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回転する欲望 回る寿司見つめ少しさみしく鯵の皿とる
平成二十三年六月十日
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乾杯の声テーブルにゆきかひて淡きビールのにがさ噛み締む
平成二十三年六月十一日
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わたしには昨日のあなたの微笑の理由がわかりかねて 月面
平成二十三年六月十一日
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淡雪の降る山国を離れ来てやや暖かきふるさとの風
平成二十三年六月十二日
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春雨の降る駐車場帰りゆく浮かぬ心にあまた水紋
平成二十三年六月十三日
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蒼鷺の澄める眼は水田に映るアパートなど気にもせず
平成二十三年六月十四日
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水中のあしをわづかにはためかせ鴨は水面に静止してゐた
平成二十四年二月二十四日
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あさみどり苔しく幹にてのひらをかさねて遠き沢の音をきく
平成二十四年三月十二日
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蟹の爪ひからびてゐる海岸に薄墨色の雲を数ふる
平成二十四年三月十九日
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あたたかい朝もあるから自転車の空気を入れて並木道ゆく
平成二十四年四月九日
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木の肌と同じ色もてあをによし奈良の小鹿のたたずまひ見ゆ
平成二十四年四月七日
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はなびらと見まがふほどに紋黄蝶さくら舞ひふる鴨川にとぶ
平成二十四年四月十九日
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春秋をかさねて青き楠の葉のちりゆくものとちりゆかぬものと
平成二十四年四月二十三日
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