環さん
のうた一覧
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中庭に木々は群立ち梢から根本まで夏風の領空
平成二十四年六月二十六日
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崩れ落ちた肌をたたへて遠近の十二神将黄昏の中
平成二十四年六月二十九日
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土壁に白く陽は差しうぐひすもほととぎすも鳴く斑鳩の里
平成二十四年六月二十九日
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てふてふのまはる向日葵まはるまはるどのめぐりにもひらく花、花。
平成二十四年七月二十二日
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こがね色の稲穂の海に甍舟浮かびあらそふ奈良なつのはて
平成二十四年九月二十八日
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青条揚羽のからまりほどけゆく夏の終りの一呼吸 空の味
平成二十四年十月九日
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人びとのあゆむ速さに滲みゆく銀杏並木のあをいろきいろ
平成二十五年二月十三日
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ポケツトから柿の実ひとつ取りだして一寸なげてみる軌道のやうな
平成二十五年二月十八日
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冬薔薇の棘の硬さに食ひ込んだ人差し指に血は出て来ない
平成二十五年二月十九日
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しじみ蝶のからまりあつて昇りゆく 太陽にかさなつてみえない
平成二十五年二月十九日
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はるかなる道はるかなる夏雲にちひさく息を吹きかけてみる
平成二十五年五月十七日
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夏痩せた身体は風にはこばれて鳥居をくぐれば新しい街
平成二十五年五月十七日
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しらじらと咲けるひるがほしらじらと上向き咲けるそのひとひらを
平成二十五年八月九日
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その虫の翅は黒かつた なにものにも(夕陽にも)染まらない色だつた
平成二十五年八月二十二日
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日本海の水平線のある場所で「ああ、鳥が」なつかしいひとのこゑ
平成二十五年九月一日
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もみぢする葉つぱ雨に濡れる葉つぱわたしの足に踏まれる葉つぱ
平成二十五年十一月二十七日
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ひとところ光さしこみくすのきの葉がゆつくりと落ちてくる迄
平成二十六年四月二十三日
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綿毛の塔に風やはらかく吹き込んで崩れ去るにはまだ早いから
平成二十六年四月二十四日
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くすのきの葉がつぎつぎと落ちてきて枯れつくすほどのことではなくて
平成二十六年四月二十五日
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新緑の深まるときに蝶はたかくどこまでたかく飛べるのだらう
平成二十六年五月十八日
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