環さん
のうた一覧
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都はづれに朝はおとづれ山際に鳥の過ぎ去る様を見てゐつ
平成二十四年七月十三日
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葡萄畑の匂ひ嗅ぎつつまだ青い果実ばかりの夢を見てゐた
平成二十四年七月七日
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青空を背景として電線にとどまる黒い鴉の黒さ
平成二十四年七月七日
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連なりて飛ぶ蝶のゆく軒下に紅く咲きたる紫陽花を見つ
平成二十四年七月七日
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早朝の雨につばめが拐はれた事件のニウスを聴く朝の卓
平成二十四年七月六日
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立葵崩れたままの中庭に青い如雨露をかたむけてゐた
平成二十四年七月六日
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雨上がりの腕に小蜘蛛をまとはせてすこしだけ高い空を見てゐた
平成二十四年七月四日
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それぞれの軌道を見せてゆるやかにつばめ散開する町はづれ
平成二十四年七月三日
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黒い蟻が巣からでてくる何事か為して戻つてくる蟻もゐる
平成二十四年六月二十九日
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土壁に白く陽は差しうぐひすもほととぎすも鳴く斑鳩の里
平成二十四年六月二十九日
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どこまでも瞳は見えない栗色の眼ゆるませねむりゆく鹿
平成二十四年六月二十九日
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崩れ落ちた肌をたたへて遠近の十二神将黄昏の中
平成二十四年六月二十九日
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五重塔重く立ちたり興福寺鳩は翼を黒くなびかせ
平成二十四年六月二十九日
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中庭に木々は群立ち梢から根本まで夏風の領空
平成二十四年六月二十六日
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ポケツトに切符はないから朝焼けの燃える地上へ向かふほかなく
平成二十四年六月二十六日
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眠りとは慎ましいもの珈琲を深く飲みほすのちの安眠
平成二十四年六月二十六日
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久しぶりに顔を上げれば雲の上に雲がありまたその上の雲
平成二十四年六月二十四日
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夢はかたむき瞼はおもく小雨ふる町のかたへに白きあぢさゐ
平成二十四年六月二十一日
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紫のふかいあぢさゐすこしだけ青いあぢさゐ紅いあぢさゐ
平成二十四年六月二十一日
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紋白蝶あらはれては消えここにゐてあそこにもゐてどこにもゐない
平成二十四年五月三十一日
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